ヤマハ発動機の資料館

皆さんご存知の通り、トヨタはスポーツカーのエンジンを作ることが出来ません。
というわけで、昔からトヨタのスポーツエンジンはヤマハが作っていました。
私のMR2もヤマハ製のエンジンでした。
ヤマハの作ったトヨタのエンジンで一番有名なのが2000GTのエンジンでしょう。
というわけで、ヤマハ発動機の資料館に入ると一番いいところにトヨタ2000GTが置いてあります。

ジェームズボンド氏がお乗りになったのでも有名です。
さて、今回の訪問の最大目的は昔懐かしい1980年代のジェネシスエンジンを見たいと思ったからなのです。 しかし、以前は飾ってあったというカットモデルはすでに引っ込められ、御目にかかることは出来ませんでした。 残念。
できればFZ250フェーザーでも見たかったですが、これもなく、FZ750がかろうじてジェネシスか。。。

DT200は大学の先輩が乗っていたなぁ。 YPVSは電源を入れるとミーウィーと音がするのが素敵でありました。
ホンダの茂木の資料館と違って展示スペースが極端に狭く、自分の乗ったバイクに会える機会はまずありません。
YSR,SRX250,FZ250,シグナス125、アクシス、BWs、XJR400、セロー225、全く無し。

1980年代。ヤマハは真のオートバイ好きに愛されるメーカーでありました。 ヘタクソは乗らんで良いという設計がなんとも嬉しかった。
そんな頃の麗しいモデルに会えなかったのは寂しいものでした。
さて、最近のヤマハといえば、「ヤマハ発動機は、仮想敵国に輸出することを禁止されている無線操縦ヘリコプターをあえて共産中国に輸出してしまう愛国心の無い会社です。」と非難されておりますが、かの国に雇用と予算を与えている多くの企業やODAぶち込んでいる政治家に比べれば可愛いもんじゃないですか。
(法律は守らなくてはいけません。むろん。)
ただ、今回、資料館を訪問して、「お金に困っている会社なんだなぁ」とは感じてきました。 「貧すれば鈍す」

本社隣接の資料館であるコミュニケーションプラザの駐車場がここまで掃除されていないのを見ると、ヤマハは「もう駄目かもしれんね」です。
XYLとタンデムするスクーターをヤマハ製で考えていましたが、本社の顔の部分で「5S」が出来ていない会社の製品は恐ろしくて乗れません。

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