二人のキャプテンクック
日本の観光ガイドブックで、ギズボーンが載っている本は限られます。 珍しく載っていると、この写真の人に会えます。 この簡素な像は、大抵のガイド
ブックには「キャプテンクック」と紹介されています。 私が、1997年に初めてギズボーンにドッグフードの工場検査の為に来た際にも、その工場のマーケ
ティングマネージャーは、港の脇の丘に登り、この銅像をキャプテンクックの像として紹介してくれました。
この銅像の手前には、こんな銘板が建てられています。
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そして、一方、銅像の基台にはこんな銘板が付いています。
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そこで、真っ当な歴史的考証を経て建てられたのが新しいクック像です。
新しいクック像 |
ヤングニックの像と、勤め先のお客さん |
先ほどの銅像の丘と川を挟んで対岸、ギズボーン港の近くに、この像は立っています。 うしろにヤングニックスヘッドが見えて、なかなかよろしいロケーションで、そばにヤングニックの像もたっています。
この、新しい方のクック像、背景はこの様に素晴らしいのですが、これをちょっと左に視線をずらすと。。。。
あまり旅情をかき立てられない場所に立ってます。 この倉庫のあたりにクックは上陸したのでした。 |
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旧クック像の立っている丘の名前はカイティヒル。 ここには、要塞の跡があります。 日本軍が攻めてくるかもしれないので作ったというこの手の要塞は、ZLのそこいらじゅうにあるようです。 基礎がしっかりしているので今は天体観測ドームが乗っています。
(そういえば、クックのZL訪問の理由のひとつが水星観測でした。 北島北部にはマーキュリーベイと云う場所がありまして、そこで観測したそうです。)
その、要塞跡からポバティー湾、ヤングニックス岬を望むと海に濃淡が見えます。
これは日本の材木運搬船が捨てていった廃油 ではなくて、hi
雲の影なんです。 湾は浅くて、砂が白いので、この様な光景見えます。 イタリアの青の洞窟と同じ理屈。
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