ギズボーンワインフェスティバル。
来たれ酔っ払い。
毎年夏の始まりにワインフェスティバルがあります。 貧困湾平野(嫌な地名だよ)には、多くのブドウ畑が散在しています。
ギズボーンはニュージーランドの シャルドネ白ワインの首都を自称しています。 (私だって「渡辺謙並にいい男だ」と自称は出来る。 つまりその程度だけ
どhi) とりあえずシャルドネの生産量は多いそうです。 当然、ロゼや赤もあります。
さて、それらのブドウからワインを作っているワイナリーが、大小取り混ぜて20軒ほどあるでしょうか。 それらが、一斉に楽団を呼んだり、アトラクション
を凝ったりして盛り上がる週末がギズボーンワインフェスティバルです。
まず、この祭りに参加するには、前の月に観光案内所でチケットを買わねばなりません。 そして、祭りの前までに、また観光案内所に行って、首から提げるワ
イングラスと地図とガイドブックとバスのパスを切符と引き換えねばなりません。
街の外からやってきた観光客が、当日に祭りを知って参加したいと思っても出来ないところに、いかにもギズボーン市民が内輪で楽しもうとしている精神がアリ
アリと出ていて判りやすいです。 (何処の国でも田舎の人は排他的ですからhi とは、隣の白人の婆さんが言っていた)
いくらワイングラス二杯までは飲酒運転OKなZLとはいえ、朝から晩まで飲んで二杯で済む訳が無く、皆、運転はあきらめます。 その為にシャトルバスは大
回転で動きます。 なんたって、この平野が広い。 隣の会場まで20Kmとか平気で有るから酔っ払いが車酔いもして窓からワインの霧を逆噴射。 てなこと
も珍しくは無い。
惨憺たる有様を想像するかもしれないけれども、参加すればのどかで楽しいお祭りです。
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