日本人がZL でアマチュア無線の短波を運用するには。 2013年11月更新!
かなり以前からZLはすべての国にアマチュアに無届での4週間以内の144MHzバンドとから上のアマチュア周波数の使用を認めています。
あなたは英文証明を持ってくれば、それでOK。
もし6mより下の周波数をやりたいと思ったら、昔は以下のことをしないといけませんでした。
1.日本の免許の英文証明を片手に交渉。
2.地道に、試験勉強してZLの試験を受ける。
3.ZLが相互運用条約を結んでいる国の免許を持っていたら、それを元に免許をもらう。
1.日本の免許を元に交渉する。
これで、免許を取った人は、過去居ました。
世界YL
ミーティングのときに、これでJAのライセンスしかないけど短期免許をもらったと言う人が居ました。 政府がらみの仕事で出張できて貰えたと言う人も居ま
した。
ZLは担当官の裁量しだいの場合が多く、ZL/JA○△◇のような短期免許は稀に出ることがあるようでした。
ただし、ZL で始まる正規免許になると、この手で成功した人を私は知りません。
2.ZLの正規試験を受ける
2002年1月に私が試験を受けたときはCW試験の送受信と選択問題がありました。
CWの速さは当時
12words/分でした。 その後5words(だいたい日本の3アマくらいの速さ)になり、2004年6月からCW試験は廃止になりました。
http://www.nzart.org.nz/assets/infoline/2003/infoline-58.pdf NZART
と言うわけで、これから受けたいと言う人は楽で結構です。
試験についての詳細はZL連盟NZARTや商務省のwebに詳しく出ています。
http://www.nzart.org.nz/exam/ NZART試験について
試験問題回答つきはこちら
http://www.nzart.org.nz/exam/download-examination-files/ NZART試験問題集
3.これが一番楽、相互運用条約(日本の免許もOK?)。
ついに2013年に日本とZL には相互資格認証の合意ができました。
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/eng/Releases/Telecommunications/130927_05.html
総務省英語
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban09_02000101.html
総務省日本語
http://www.nzembassy.com/japan/news/new-zealand%E2%80%93japan-mutual-recognition-of-amateur-radio-operator-qualifications New
Zealand embassy for Tokyo 駐日ニュージーランド大使館 英語
http://www.rsm.govt.nz/cms/pdf-library/resource-library/publications/pib-46/pib-46-edition-008-radio-operator-certificate-and-callsign-rules
ニュージーランド 商務省ラジオスペクトラム 英語 詳しいです
以下に書いてある運用資格条件で認めるよ。 ということで
http://www.rsm.govt.nz/cms/licensees/types-of-licence/general-user-licences/amateur-radio-operators
この方法は、手続きも料金も要りません。 有効な免許をもってくればそれでOK
英
文証明は総務省の各総合通信局でもらいましょう。
この場合の免許の最大有効期間は90日です。 ZLで始まるコールサインはZLにお住まいの方でないともらえません。 2013年の初めには市民および永住者に限る とありましたが今は見かけませんが似たような条項はあります。
もし、いまだに日本の免許が1アマでなくても、日本の免許を元に日本と相互運用条約のある国で取った免許を元にZLで運用しようとするセコイ
手がありますが(私も
アイルランド免許をもとに、とか考えたことありhi)、VK等は「外国免許の基礎たりえない」と相互運用条約で発給する免許には書いてあるそうなので、だ
めでしょうねぇ。
最近うじゃうじゃいるWの試験を受けた人はWの免許が根拠で取れんのかね? 自分で調べてね。 私は欧州系免許が多いのでhi
PGJの受験顛末記はこちら
2013年11月24日
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