鉄道
私は鉄っちゃんです。
小学2年生のクリスマスに西ドイツのメルクリンのHOゲージを貰ったのが、そもそものきっかけ。 当時大変高価だったから、給料の半分吹っ飛んだのではな
いかと、今は亡き父に聞いてみたい。 デンマークで仕事していたときはXYLが観光で来る際にユーレイルパスを買ってきてもらって、憧れのブンデスバーン
(DB)に乗って嬉しくて嬉しくて、欣喜雀躍でありました。
デンマークの狭いアパートで広げて走らせていたメルクリンのHOのセットは日本へ持って帰ってきたら、家がもっと狭すぎてレールが敷けなかったという笑い
話つき。hi
また、東京の会社に勤めていた際には、遠距離出張はA寝台ばかり。 楽しゅうございました。
さて、ZLへ来ると何が情けないと言って、鉄道が機能していない。 そんなだから鉄道模型店なんて無い。
だが、しかし、古い物を捨てられない国民性(新しいものが買えない予算的限界?)で、動態保存の蒸気機関車の走る線路は意外と多いZL(ニュージーラン
ド)です。
ギズボーン/パーマストンノース線
20世紀末までは旅客輸送していたこの路線も、今では週数便の貨物列車だけ。 そこに2002年末に臨時観光蒸気列車が走りました。 この列車をカメラに
収めようと、ギズボーン/ネーピア道路は、まさにレースさながら。 この頃は、これはと言う写真はコダクロームで撮っていた頃で、デジカメ写真にろくなも
のが無い。 フィルムスキャナー欲しいなぁ。
この路線は現在、法面の崩落、橋梁落下、貨物列車転落などが相次ぎ、廃止が噂されています。
1200型とでも呼ぶのか? 2-D-1配置の流線型蒸気 |
ギズボーン駅の転車台 |
転車台(ターンテーブル)を廻しているところ。 |
配管の配列が美しくないのはZLゆえか? |
キングストンフライヤー
南島のクイーンズタウンの南、キングトン(Kingston)とフェアライト間を走る保存鉄道。 10月から4月まで毎日1時間ちょいを2往復していま
す。 こちらは駅舎も雰囲気を出していてよろしいかと。
こちらは夏中営業していますのでピカピカです。 |
おっさんどいてくれ!と私の後ろの人も言っていたろう。 |
クイーンズタウンでのんびり汽車の旅なんていかが?
MOVファイルは、その内に上げます。
フェザーストンの山岳鉄道遺跡
北島にある首都ウエリントンと、その北隣の町マスタートン(Masterton)の間には険しい山地があります。 ZLにはトンネルを掘る予算と技術が過
去現在通じてない為(?)か、道路も線路も嫌でも山登り。 日本では旧碓氷峠のアプト式が有名ですが、こちらも3本レール式の急坂登攀機関車です。
この展示館はウエリントンとマスタートンの中間、峠を北側に降りたフェザーストン(Featherston)の町にあります。 この街は太平洋戦争中日本
人捕虜収容所があった町としても有名です。
この機関車の登攀の仕組みは3本目のレールを線路の中央に敷き、それを両側から挟むように車輪を設けて、普通の車輪の摩擦力とあわせて坂を上る仕組みで
す。
このブレーキシューは一往復で |
そのブレーキの操作車内 |
|
この町のアンティーク店には、鉄道関係の骨董が出たりしますよ。 |
以上、蒸気機関車の話題でした。
オークランド動物園のそばに鉄道博物館があります。 これも一回は行ってみるべきかもね。
おまけは、我が家のリビングの壁のポスター。 以前仕事で居たOZのオーデンセにあったデンマーク国鉄鉄道博物館で買いました。
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