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       開館20年を超えるというのに、荒廃していない所がお見事な箱根ガラス
の森美術館です。 
ガラスに水垢がついて展示が汚くなるという常識の中で、屋外にガラスを飾るという、 
ガラスが好きな人が思いもつかない展示をしています。 
       
        
       
さらにガーデンデザインと、その維持管理が良くて、意外とイカしている美術館です。 
       
        
       
ただ、広そうに見えてそんなに広くは無いので、夏休みに行ってはいけません。  
人が多くてうんざりしますし、庭のよさを堪能できません。 
奥様方には平日の午前中がお勧めです。 
上の写真はZLで言うところの「ローメインテナンス」な区画です。  
芝刈りをしなくて良い庭を「ローメインテナンス」 
といいますが、「ノーメインテナンス」にするとジャングルになりますのでご用心。 
       
       
       
       
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日本の多くの家にありがちな、しみったれたバッチング(植木鉢を並べて 
「これが西洋風ガーデニングだ」と信じているタイプのガーデニング)とは 
まるでちがう、かなりマシなガーデンデザインがここにはあります。 
       
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      日本にあるガラスの博物館としては、大きいほうの部類でしょう。 というか、みやげ物と展示とどちらのほうが 
主力なのか良く分からないくらいミュージアムショップが充実しています。 
       
      
        
      なにしろミュージアムショップは3フロアに展開する御賑やかさですから。  
       
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       さて肝心のお食事ですが、庭を見渡す一隅にカフェレストランがありま
す。 
メニューは期待してはいけません。 こ
ちら 
       
まさに「カフェ」です。  調理というものをせず如何に出すかという究極です。 
つまり、「おいしい」は期待できません。(もっともこの近所のイタ飯もかなりトホホではありますが) 
       
しかし、風に吹かれながら庭を見渡せる席で一杯引っ掛けるのは、なかなか悪くありません。 
ハイシーズンには生バンドがついたりします。 
       
        
       
ただし夏休みシーズンは上の写真のように人口密度が高く、ちょっとリラックスモードからは離れています。 
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さて、「ガラスの森」というだけあってガラスの植物がウジャウジャしております。 
       
        
  
        
       
庭の一番奥、早川沿いのテラスまで降りるとラッパのようなガラスが生えています。 
       
       
        
        
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<<このテラスへ降りると、早川沿いの木漏れ日を楽しむことが出来ます。 
       
そしてこのテラスの周りはアジサイが密に植えられていますので、梅雨時は 
さぞ美しいだろうと思われます。 
       
        
       
       
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       風にゆすられたガラスの花や葉がキラキラと輝く、美しい公園美術館です。
 彫刻の森美術館のように歩き疲れるほど広くもありません。 
 お近くにお寄りの際にはどうぞ。 
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