ユーノスロードスター(NA)がでたころ。 バブルでしたなぁ 昭和バブルの末期。 PGJはバブル好景気には無関係でしたが、その後、勤め先はバブル崩壊で消滅。
印象深いと言えばNB。 ZLでSW20に乗ってNapier-Taupoロードを走っていた際に、後ろに付いたMX-5(NB)を振り切れなかったのが強烈な思い出。
「え?こっちは200psのハズだろ?」
(実は、当時のトヨタ自動車の馬力は8掛けと言われていたものです。 カタログが200psだったら実際は160ps。) ともあれ「なんて速いんだろう!」 というのが強烈な印象でした。 なにしろ、あの山道は法定速度が100km/hでございますので。hi
で NC。 2005年に広島の東洋自動車本社で見たクレイモデルは左下写真のような「はぁ?」。
とはいえ 日本に引っ越してきて、Audi
A3.2、日産Zロドスタ、と3台の思案した中にいたのはNC。
結局MX-5を買わなかったのは東洋自動車各販売店のややこしい「抱き合わせオプション」にうんざりしたから。 「伊がほしいなら呂も波も抱き合わせ」とかいう販売方法。 景品表示法や、自動車公正取引規約違反ギリギリの販売方法ね。 いわゆる「抱き合わせ販売」。 あれにうんざりして購入に至りませんで した。
マツダのクルマは前世紀末から約30年間で4度も買いに行っておりましたが、同じ理由で止めにしたくらいで。。。
あれから、十数年。 広島の会社も販売店にうるさく言うコンプライアンス部ができたらしい。 で、魅力的になってきましたよMX-5 ロドスタ。
という訳で、TT(8S)ロドスタの入れ替えで買いました。 「 アウディも15年乗れば十分堪能したし、楽しかったし。 あの調子で走っていたら免許か命のどちらか無くしかねない。」と、悟ったので、次の身分相応なクルマを探し始めた訳です。 S1が速すぎるからTTロドスタにして、TTロ
ドスタも
速すぎるから、マツダのロドスタにした。 というのが まず第一の理由。 その他の理由はTTロドスタの記事をご参照ください
税金保険燃料以外に年間100万円越えの維持費の掛かる(延長保証が切れたら150万)TTロドスタにに比べると、MX-5。 私のRF-RSでも車体だ けなら500万でお釣りが来ます。 おまけに、ポテンザのS007aの値段はTT-8Sの場合4本27万円也 (しかも年3-4セット必要。。。 さすがにXYLが足回りの維持費に苦情を言い出した)ですが、NDの場合、S007aメーカー希望価格でも16万円也だし、製造数が多いらしく、実売価格はもっと安い(年1回で済む)。 実に「サラリーマン身分相応」なスポーツカーです。 hi
TTのようにハイテクでもジュラルミン-カーボン-高張力鋼板の複合素材製でもありませんが(NEはそうなるらしいですね。)、さりながら、いいですよ。 実に吉野家の牛丼! 「早い安い旨い。で免許も命も無くならない。」。 (そう安くもなかったが、、、8Sよりは遥かにお手頃なお値段でございました)
さて、恒例 カタログスペックをPGJが過去に乗ったクルマと比べてみましょう
車種 |
Toyota MR2 1999 |
Audi |
Audi |
Audi |
Mazda |
車体重量 |
1,250kg |
1,400kg |
1,360kg |
1,510kg |
1,130kg |
原動機出力 |
147kW |
155kW |
170kW |
169kW |
135kW |
Power Weight ratio |
8.50Kg/kW |
9.03Kg/kW |
8.00Kg/kW |
8.93Kg/kW |
8.15Kg/kW |
最大トルク |
205.9Nm |
320Nm |
370Nm |
370Nm |
205Nm |
Torque Weight ratio |
6.07Kg/Nm |
4.38Kg/Nm |
3.68Kg/Nm |
4.08Kg/Nm |
5.37Kg/Nm |
数字だけ見ても如何にS1が速かったかがわかります。 あのお買い物カーでポルシェの後ろに張り付いて山を走って居ればですねぇ。 タイヤもブレーキもパァです。
hi
こう並べて盛ると、最近のターボ車のパワーバンドの広さは見事ですね(8J、 8X、 8S)。 一方NDは自然吸気2.0リッターエンジンという点でSW20と似たような数字です。
また、SWと見比べてみるとNDでもまだパワーありすぎだったか。 PGJの腕相応というほど、NDは非力でもないか。。。 ZLのオープンロードに最適な感じだなぁ。
ついでに 昨今流行なので「環境負荷」についても見てみましょう。
車 種 年式 |
Audi TT Roadster(8S) |
Mazda MX5 Roadster |
車輛製造CO2排出量 kg |
α |
800kg* |
燃料消費 km/liter |
8.0 |
14.0 |
年間走行距離 km |
15,000 |
15,000 |
消費燃料/年 liter |
1,875L |
1,071L |
燃料由来CO2量/年 kg** |
4,354kg |
2,488kg |
タイヤ寿命 km |
5,000km |
12,000km |
タイヤ製造輸送関連CO2量/年*** |
434kg |
169kg |
総CO2/年 |
4,768kg |
2,657kg |
年間削減CO2 kg |
対照 |
-2,111kg |
年間削減率 % |
対照 |
-44% |
計算の基本データは以下から類推した。
* 自動車製造 LCA 情報: http://www.jama.or.jp/eco/earth/earth_05_g01.html
** ガソリン LCA 情報: https://www.env.go.jp/council/16pol-ear/y164-04/mat04.pdf
*** タイヤの LCA 情報: https://www.jatma.or.jp/environment/pdf/lcco2guideline.pdf
年間2トンのCO2排出を削減したんだから立派なもんです。
軽い小さい
クルマは軽いが正義
乗って楽しい。
アクセルを踏めば曲がる。 ブレーキを踏めば止まる。 ディーラーの営業も、NDに乗っている友人も
「え-、良いんですかぁ? 輸入車と違って安普請ですよ。 乗ってがっかりしますよ。」
諸君らはマツダ愛が足りない。
そもそも営業がそれでいいのか? がっかりしたのはあなただ、営業氏 hi
クーペとして見ても様子が良い
年の半分は暑いか花粉で開けられないので屋根を閉めた時のシェイプは大事です。 クーペとしても線の流れるような姿のRFは流麗です。
マトリクスヘッドライトである。
Audiであの便利さを知ったら、今更戻れん。 マツダではアダプティブヘッドライトというそうです。 アウディのマトリクスヘッドライトほどきめ細かく照らし分ける訳ではないですが、トラックに自動パッシング攻撃はしないですね。 (TTは酷かった)
MTなのにクルーズコントロールがついている。
免許を綺麗に維持するには大事大事。 PGJとPGKは二人で年間走行距離が2万4千キロなので巡航装置は有難い装備です。 とはいえ自動ブレーキ制御が
ついている訳ではないので、下り坂ではシフトダウンしてやらんとドンドン加速します。
修理部品がすぐ来る。
故障が少ない
だろうと期待している。 が納車前の代車で借りた新車のMazda3はエアバッグエラーとMRCCエラーの警告表示がやたら点灯する。
大丈夫か? 広島の人たち。 ディーラーに教えてやったが無反応。 驚かないという事は仕様なんだろう。
青メタリック。
newBeetle、A3、Copenから久しぶり。 本当は黄色が良かったんだけど。
白にして「葛城みさとコスモスポーツ」風にしてもよかったんです
が、まぁ、白と赤は大杉ですし。
本体も維持費も馬鹿高くはない。
下の見積もりをご覧ください。 フルオプションにした場合のお値段です。 だいたいオンロードコストはS1並ですね。
PGJはフルオプションにはしませんでしたから、もっとお安くなっておりましてS1よりはずっと安かったです。
想定バネ下コストは1km走行当たり10.8円。 TT-8Sの1/8! 日帰り300km走って「バネ下」減価償却費が約3,250円。
ちなみにXYLのジムニーJB23だと、バネ下コストは1km走行当たり1.9円!!
ザクザク走っている
だから金持ちと思われない (田舎は輸入車に乗っているだけで目立ちますんで)。 さすが世界で最も売れているスポーツカー。
屋根 開きます。
幌車はビート、ZZW30、TT-8S。 リトラクタブルハードトップは初代コペンで
経験しましたが「上しか開きません」というのはNDRFが初めて。
とはいえ、桜の季節や新緑、紅葉のシーズンにフロントから続いて頭の上の景色が眺められれば十分開放感を
味わえるので、全開しなくても、そんなに気にはなりません。
3ペダルMTなのでXYLに運転してもらえる。
S1やSW20の時もそうでしたが、3ペダルだとXYLが運転してくれます。
出先でお酒が飲めるのはうれしい。
グローブボックスさえ無い。 無さすぎる収納。
あちこちで云われていることですが、もう少し考えろよ広島の人たち。
ボディカラーに黄色が無い
納期が遅い
広島の工場の見学をしたことがある方はご存知でしょうが、「よくまぁ、あの無駄の多い、歩数の多いラインで製造しているなぁ。」でした。
遅
い遅いと言われているので相変わらずの製造効率なのでしょう。 2020年8月下旬にオーダーして、10月上旬に製造され、蕎麦屋の出前で納車は11月中
旬。 でも納車前にローンは引き落とされている。 東洋自動車の生産性が低いのか相模湾岸のディーラーの事務処理能力が低いのか?
いずれにせよ呆れた遅さです。
屋根の開閉が時速10q/hに制限されている
TT-8Sは50km/h未満で開閉できたの便利でした。 コペンは止まってないとダメだったけど。hi
エアコンフィルタが付いていない。
驚いたことに助手席足元にある内蔵エアコンフィルターは交換することを意図すらしていない作りです。
ファストエイドキットが付いていない。
Mazdaだけ? TTからおろしたemergency-kitを積むから良いですが。
フォグランプが前後とも無い。
山陽地方では霧が出ないのか? 前は黄色いサングラスを使うから何とかなりますけども。 後ろはねぇ。 このクルマで追突されたら助からない。
ホーンの音が情けない。
マツダコネクトの画面もダイアルも邪魔
iPadを置くのでほぼ使わないナビ。 ETC2.0を連動させるためだけにナビを付けました。
DRF
純正のDRFは垂れ目というか、ほうれい線というか、粒粒感もあって好きになれず。 XYLのジムニーにも付けているIPFのDRLを付けました。
フロントグリルの中に仕舞い込んでしまいたかったのですが、普通車のDRLはランプ間の距離が60cm以上必要です。 ジムニーは軽自動車なので40cm
だったか? という訳でクランプを使って前に出して左右の間隔を確保しました。 これで61cm。
ホーン
「情けない音」だと多くのND購入者が屡々言うので、ラリーストラーダを探したら、とっくに廃盤。 隙間から付けましたが、素直にバンパーを丸外しして付ける方が楽でした。
エアコンフィルタ
前世紀のジムニーでさえ付いていたエアコンフィルタがマツダのロドスタにはついていません。 という訳で3Dプリンタで作っている人が居たので購入。
こんな感じで付きます。
ドライブレコーダー前方
レーダー探知機
TT-8Sから移植。 下道でも高速道路でも制限速度+10km/hで走っているので基本切符は頂かない(SD27年)のですが、保険ですね。
でダッシュボードはこんな感じ。
ステッカー類
ブレンボとビル足はamazonさんで 百里基地の基地祭や浜
松基地広報館で買って備蓄していたCaution Marking類も枯渇したのでオークションで探しました。
わうさま印のステッカーはボディーが青いと映えないのでどうしようかなぁ。
リグ
TT-8Sには付けなかったのですが、CONDEXも上がってきたことだし、付けたいですが。。。。 どこへ? だいたいNDはバッテリーがラジエター脇
に付いていて、そこから10A配線を引っ張ってくるのは結構大変。
ANTはリアのブーツリッドに付ければいいですけどね。 ときどきANTを運転席背後のロールバーにつけている人が居るけど、頭煮えるよアレ。
4尼はすげえなぁ。
リアキャリア
NDはNCより寸法を縮めたのにエンジンはデカくなり この為、人間と荷物の入るスペースが減らされたというのは人口に膾炙されている通りです。
という訳で旅行用のリアキャリアを購入しました。 REVO-RACK https://revo-rack.com/language/en/revo-rack-car-luggage-rack/ G
(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国、いわゆる英国。)のバッキンガムのメーカーです。
こちらが正規の向きの付け方ですが、こうすると屋根が開きません。
下の写真のように前後逆もOKです。 荷物を載せていなければ屋根は開けられます。
MR2-Spyderに乗っていた時に使っていたリアキャリアはPA(オランダ王国)から輸入したもので、がっちりついて具合が良かったですが、今探してみると、そのメーカーはとうになく。 そりゃ20年前だものねぇ。
NAは純正でリアキャリアがあったらしいですね。
REVO-RACKは吸盤式で、あくまで「旅行で積載量が足りない時の非常用」です。 逆に用が無いときには簡単に外せて結構です。 頻繁に吸盤の真空度
を確認しなくてはいけませんので常時付けっ放しという訳にはいきません。
ご自宅に物置が無いとかサービスガレージが無いとかで、「外しても収納の場所に
困る」方には全くお勧めしません。
トーチ
なんだかんだ赤いコーンのついたLED懐中電灯は役にたちます。
発煙筒2本
自動車道で事故に遭遇すると1本では足りない。
Emergency Kit
ファストエイド一式(CPR器具込み)。 コンタクトレンズ。 アルミブランケット。 使い捨てトイレ。 スコップ。 ハイビジベスト。 油性ペン。
チョーク。 タイラップや電線。スパナなど。
荷室の照明は余りに暗いので、ブーツ(トランク)奥の天面に保護材に入れたLEDテープを貼り付けてあります。 LEDテープをそのまま貼ると漏電してク
ルマが燃えますよ。
ガラス破り
これ、実際に経験しておかないとイザというときクルマの強化ガラスを割れませんよ。
スタッドレス
どうせFRなので積極的にドカ雪の箱根の坂道に走りに行くわけはなく、所謂冬季の保険なんですが。 そもそも最近箱根は降らない積もらない。
10cmくらいの積雪でしたら、NDはバランスがいいので、意外と走れたりするかもしれません。 ジムニーは当然スタッドレスで箱根を走りますが急坂以外は四駆にしないです。 バランスが良いクルマに安物でないスタッドレスを履いていれば、主要国道や主要県道は後輪駆動だけで走れてしまうものなので、NDもOKかも? です。
で購入したのは神奈川地場産のヨコハマゴム iceGUARD 6 安いねぇ! 4本でマイクロバス満員の諭吉より安い。
夏タイヤ用ホイール
純正BBSは重いので約1Kg軽くなるエンケイのRPF1に替えました。 純正BBSはタイヤのリムプロテクタがフェンダーより10mm引っ込んでいます。
そこでちょうど面一になるインセット35mmを選びました。 純正BBSは45mm。
下の写真をクリックすると大きなサイズでご覧いただけます。
メーカー資本でないので営業のT&Eが今一つですが、まぁFCのAudiディーラーよりはマシです。 今後に期待。 まぁヤナセや HawkesBay Toyotaの品質を求めてはいかんのでしょう。
サービス工場は予約してオイル交換に行ってオイル欠品をやらかした以外は普通です。
うそ。 hi
広島には雨が降らんのか? という疑問は、エアコンフィルターが無いについての「広島には木が生えてないのか?」と同じくらい多くのロドスタユーザーが途方に暮れています。 このクルマは雨漏りします。 幌車のホロの隙間から漏れるのではなくて、雨樋の設計不良です。
以下は掃除の要領です。 保証期間中はせっせとディーラーで掃除してもらいましょう。
剥げたらツルツルに剃りましょう。
オープンは屋根が開いたときに薄ら禿が出てくると、みすぼらしい。 hi
頭髪が薄くなってきたら、キャップをかぶるかツルツルにするか ですな。