TT 2.0 TFSI quattro 
 

アウディTTクーペクワトロ2.0TFSI  Audi TT

Quattro 2.0 最小排気量クワトロ

7年8万キロ乗ったA3 3.2(右)。 
足回りや重整備を終わったばかりでしたが、モデル末期のTTが安売りだったので入れ替えました。A3 3.2 quattro
A3は、いくらなんでも叩き売りFFモデルが出回りすぎて、いいかげん鼻についてきた。 というところでしょうか。 
いいクルマではあるんですが。。。 A3シリーズは、叩き売りFFモデルを下手くそ奥様達がやたら乗るので、車両保険料率が上がってかなわんというのもあります。 ヤレヤレ

モデル末期の熟成型を買うのはAE86トレノSW20MR2コペンに続き4回目。
出たしょっぱなを買ったのはZZW30A3ですかね。
やはり熟成した車はよろしいですよ。 90年代XYLはスターレット4WDの同型式を2台乗りつぎましたが、
後期型の高速道路での安定感の向上には驚きました。 いわんやおや。

また、BMW135も選択肢としては良かったが、2012年式はちょっとブス。
New135はJAには2ペダルMTしか輸入しないそうで、わざわざ待つ意味無しで ボツ。
XYLは3ペダルマニュアルなら運転するぞ。 と言っていたのですが。。。 ちょっと顔がブサイクすぎて。。
BMW320iも3ペダルで安全装備満載で悪くはなかったが、首都圏ではカローラより台数多いんじゃないか?でボツ。
HNDの駐車場で見つけられないじゃないか。hi

で、カリカリスポーツで無いTTにしたのでした。

なにより、SW20を手放して以降、欲しかったスポーツカーんです。
意地悪い人はポルシェとフェラーリ以外はスポーツカーでないといいます。 そういう意見は認めましょう。
ただ、まさか、Max100Km/hのJAで走っていて、さらにサーキット走行もしたことない人が、まーさかそんなことは言わんでしょうねぇ。hi

さてー。
V型3.2リッターから直4の2.0リッターにした感想は?
まぁ、トルクのあるコペンてなとこでしょうか?  ナニシロ車重が軽いし、最大トルクがA3のVR型・3.2リッターエンジンより低いところから幅広く出ている。
その結果、重量vs最大トルク比率はA3よりも軽いということになりました。
お陰でスタートダッシュの加速の良いこと! 

       
  
           
  

A3  3.2 クワトロ

2005

TT 2.0 クワトロ

2012

TTS2.0 クワトロ

2012

TTRS2.5 クワトロ

2012

車体重量 (Kg)

1,550Kg

1,400Kg 

1,470Kg

1,450Kg

動機出力 

184Kw
@ 6300rpm

155Kw
@ 4300 - 6000rpm

200Kw
@ 6000rpm

250Kw
@ 5400 - 6500rpm

Power Weight ratio

8.42Kg/Kw

9.03Kg/Kw

7.35Kg/Kw

5.80Kg/Kw

最大トルク

320Nm
@ 2500 ? 3000rpm  

320Nm
@ 1600 - 4200rpm

350Nm
@ 2500 - 5000rpm

450Nm
@1600 - 5300rpm  

Torque Weight ratio

4.84Kg/Nm  

4.38Kg/Nm

4.20Kg/Nm  

3.22Kg/Nm  

           
  
                TT 2.0TFSI motor   

1.8クワトロがあったらベストでした が、TTの小排気量は本邦ではマーケティング的には奥様お嬢様のお買い物号。 
クワトロ設定なし。

一方大排気量は  お金持ちがRS3.2や2.5を買っていくそうですが、免許を賭けないとブン回せないスポーツモデルってつまんないよ。 
 そういうお金持ちはサーキット貸切で走ることができるのでしょうけど。 
PGJはそんな金持ちではないので。。。。買えん! 
   
中庸

 

A3は3.2リッター無いと重くてどうにもならん。 
(A5以上で3.2リッターは逆にA3の1.4同様、「輸入車ならなんでもいいの」と云う人向けですな。)
   TTは2.5でもパワーあり過ぎ(TTRS: 250KW・340PS)で、どうにもならんというのがPGJの使用目的を勘案しての感想。

   またTTS2.0も軽い割にJAの低速道路にはパワーあり過ぎで、 
 あれに乗るならスバルWRX-STiの方が懸命な選択ではないかとPGJは思います。(お買い得) 
 良いディーラーを探すのが大変なのはどちらも一緒。hi 

 というわけで、高速道路を使って夫婦で遠出するためのクルマなのでTFSI2.0リッターにしました。
積みきれない荷物は宅急便で送ってしまえばよろしい。 (営業が驚くほど荷物は乗ります)

左はエンジン外観
A3 3.2同様 エンジンルーム向かって右奥にベッテリーにつなげるためのブースターケーブルのポイントがあります。   

               
  

                     
   TT at yagi

                      

まったくの白い車ってPGJのクルマ遍歴では初です。
本当はウーロン黒かA3と同じブルーにしたかったのですが。
「在庫なし 4ヶ月待って下さい。」
「なら白でいい! 在庫処分で安いし」hi

この他の初は。。。

初めてのクーペ。
初めての普通車のターボ車。
初めての直噴エンジン。
初めての通信型ナビゲーション機器搭載車。


てなところでしょうか。

SW20以来の習慣で、まずはヤギさんで記念寫眞。

まだステッカーやら何やらついていない素の状態。

廻りにいろんな運転を楽しむ車が停まっていて、
JAの景気回復を実感しました。

コペンを買った時は、ほぼ無人だったヤギさん。
この日は寫眞の外に車がザクザク。

景気回復バンザイ。
   
  

                             

   このクルマの気に入ったところ。   アウディが言いたいことは  ここ  を見てやってくださ い。 
   

                         

1. クワトロ! 

RS5の説明ですがわかりやすい

FRのBMWもにするか、4WDのAudiにするか
   =3ペダルマニュアルにするか、2ペダルマニュアルにするかという究極の選択でした。
試乗した結果、雨天高速道路での安定性に惹かれてTTにしました。
スポーツ系のクワトロにも乗ってみたかったしね。

今更クワトロでないAudiに何の存在価値があるというのか?とPGJは思いますが A3はFF1.4リッターが売れすじだそうで。
TTもFFモデルが「奥様お嬢様方に好評」だそうで。  
(その割にお嬢様の運転するTTを見ないのはご近所の買い物に使われて高速に出てこないせい か?)

ちなみに 「A4のお客様はほとんどクワトロ指名買い (まぁ、あのTV宣伝にクラッときたたPGJと同じ年代のジジイだろう)なんですが。 
A1、A3はクワトロって何?というお客様が多い」そうです。
そういうお客様からの利益のお陰で、JAでは訳のわからんTT2.0クワトロが上市できたわけで、クルマ好きでないAudi購入層に感謝しなきゃね。

閑話休題
TTのクワトロは「外側のトラクションでコーナーを曲がる」という感じがSW20のケツで回るという感じに似ていて良いです。
くるりくるりと良く廻ります。  これ楽しいねぇ。

  
       
                            TT quattro
  

2.軽さが勝負

  

SW20同様、高速道路ツアラーという感じ?
  2.0なのでブン回す楽しみがあります、ぶん回すとA3 3.2より、素敵な加速で、あっという間に法定速度。
  さすがアルミ缶な車です。

高速道路本線への普通の合流加速でも左の様な感じ。
 
     

3. S−トロニック

懐かしのMR2Spyderシー ケンシャルシフトと似た雰囲気です。

2006年の設計ですからトランスミッションはたったの6速。 
つまり、8速モデルなど違ってシフトチェンジするときの「ボン」という音が明瞭に味わえま す。
私はあの音が好きです。 A3-3.2であの音を味わおうとすると免許がなくなる。。

ポンポンシフトチェンジしながらZLのワインディングを100Km/hで走ったら気持ちいいいだろうねぇ。
MR2スパイダー、シーケンシャル5MTは、1.8ロングストロークNAエンジンとの組み合わせでパワーがなくて、
ZLのオープンロードでは今ひとつ楽しめませんでした(ので、 2年しか乗らなかった)が、 この2リッター+S-トロニックいいねぇ。 気持ちがいい。

   本当は3ペダルMTだったら100点満点ですな。 
      

                            Cruise_cntl
  
                           
  

4.クルーズコントロール

「スポーツカーだからクルーズコントロールは付けるお客さんがほとんどいません。」 
だそうですが、街乗りのハッタリお嬢さん、あるいは往復200Kmで大旅行した気になる人には不要でしょうが。
長距離走る人には大変便利な装備です。 

SW20のオセアニア仕様はクルーズコントロール付きだったことからもわかるように、加速の付きのいいエンジンで長距離走ると、つい踏みすぎただけで20Km/hオーバーなんて頻繁に発生します。 
くたびれます。
クルーズコントロールを100Km/hにセットすると上り坂でも100Km/hで走ってくれます。 
下り坂は2.0リッター以下の商排気量モデルではエンジンブレーキが弱いので限界を超えると、スピードが上がっていきますが。
むろんMモードにしたらシフトチェンジはドライバーが選択してやらないといけません。 
D,Sモードではそれなりにシフトチェンジしますが下り坂ではどんどん加速していきます。 下り坂で漫然と運転していると切符を貰うハメになりますよ。
いずれにせよ、無駄な加減速がないので、車間距離をきちんと取ることと合わせれば、リッター15.0Km以上走ります。 
SW20がZLの信号のない山岳コースを450Km走ってリッター12Kmでしたから、まぁ最近のエンジン技術の向上には驚くばかり。

Cruise control lever



左のピンクの矢印のレバーがクルーズコントロールの制御スイッチ。
レバー端のボタンを押すと現在の速度を記憶します。

メーターパネルには設定した速度がの矢印のように現れ。
クルーズコントロールが動作中にはスピードメーター内に黄色の矢印の表示が出ます。
ブレーキを踏むと解除され、コントロールレバーを引くとResume復帰します。

レバーを上下させることでのスピード設定も可能です。

5. シートが良い ねぇ

  

A3の革シートはどうにも体に合わなくて、長距離を走ると体がボロボロになったもんですが、このシートは良いですよ。
慣らしで550Km走っても体に負荷が来ない。
Gisborne からAucklandへ往復1,000Kmかけて日本食材をSW20で日帰りで買いに行ったことを思い出させる。
(あの頃あったらよかったろうなぁ。 まぁGisborneでは2日後には盗まれているだろうという話も。。。)

またレザーシートに付いてくるシートヒーターは老人には欠かせませんな。 
実によろしいシートです。

後席?
物置です。 諦めましょうhi

あまりに収納が少ないのでサングラスはシート下にポケットがついています。
    

  seat under pocket
    TT Leather seat
                               

6. 標準の安全装備  

自動電子制御車輌姿勢維持装置ESP。 6エアバッグス(2ステージ展開) 


  
このクルマの気になる ところ。                                        
  
                                     
1. 運転中は操作不能なナビ

XYLに「近所の旨い店を探して」と頼んでも、クルマが動いている 限り、石の箱になっている不便純正ナビ
キャンセルするにはこういうキットが昨今必要。  めんどくさい。 
ガレージのない家に住んでると、こういうのが億劫で。。。  
まぁ何とかやっつけました。 Audiの場合は超簡単でした。 つけたのはCMM-58JB。 
これで後付けナビと同じように操作できます。 ナビの位置ずれも起こしません。

    
2. 毎度おなじみ結露します。

雨の多い日、湿度の高い日には曇ります 仕様だそうです。
全面曇るようだったら相談してくださいとのこと。

右はLEDポジションランプの部分が曇っ ているところ。    
                                      
                                    foggy
  
3. ドリンクホルダーが使いに くい。
 cup holder
  A3もここだったけど、不便だよ。 A3のようにダッシュボードにはついていません。  
まぁ横Gでぶっ飛んでいってしまうから左右シート間にしか置けないのでしょう。  
 まぁ選択の余地はないから仕方ない。 

 
  
4. アルミホイールの選択肢が 無い。

オフセットやボルト穴位置がAudi特有で社外ホイールの選択肢がほとんど無い。 
おかげでオートバックスでさえスタッドレスタイヤ付きで25万円。 あいかわらず。。。  1インチ落として扁平率を上げて17インチで誂えました。

    
                                     5. 2人乗りです

 車検証の上では4人乗りですが、後部座席は本田CR-Zとどちらが狭いか?というくらい狭い。
ジャケットとハンドバッグおいたらおしまいですな。

   
                                    Attention   

                                      このクルマの「へぇ」なところ
    

                                      
1. 意外と視界が良い

    
                                             右後方視界  左後方視界 
  
                                       
                                                 右後方振り返ったところ                                            左後方振り返ったところ
  
                                       
2. 速度警告速度は自由に設定できます。

我が家の近所はたいてい50Km/h道路なので、切符を切られないように速度が60Km/hになるとアラームがなるように してあります。
流れに乗っていれば捕まらないという人もいますが、民度が低い当地方では交通ルール無視が凄まじく、流れが20Km/h以上のオーバーでとても皆様の流れ に付き合いきれない。
裾野市周辺の暴走ドライバー達にはうんざりしていたけど、今いるところも暴走狸の巣。 ヤレヤレ。

   
                                           
3. 燃料タンクリッドオープナーがついてます。

オープンロードスターがラインナップにあるせいでこそ泥対策が、いろいろこの他にも。  グローブボックスは錠付きです。


   
                                           
4. ハンガリー製です

最近のAudiの量産車のほとんどのエンジンはハンガリー製だそうです。
結構、工業が進んでいて、かつEuroで無いから労働単価安い。
旨いところに目をつけましたな>VW-AUDI様

  
                                            TTに至ってはクルマの組立までハンガリーです。>>
  
                                           
  
                                           
5. ファーストエイドは後席右側

どうやって見つけろというのか、と云う位置にあります。
ディーラでーの説明もなし。  黙ってても売れる業界はどこも似たようなもんだが。。。 
賑々しい納車式にかける時間があったら、そういう説明をしっかりするべきだが、
クルマは輸入しても、そのクルマの思想までは輸入できなかったのねぇ。> Audi Japan

さて、中身は欧州各言語での説明で、日本語は無し。 中学英語だから十分だろうというご趣旨か?
おそらく衛生資材の本邦基準などにも合致していないでしょう。
さすがにDL本社は馬鹿ではないので消毒薬などは入っていませんでした。いれたら いきなり薬事法の世界だからな。hi
PGJは
外傷用消毒薬とスペアのコンタクトレンズを追加で入れておきました。

FA pack
  
                                       
fast aid pack

使用期限は2016年ですが、JAのこの環境では、もっ と早めに交換でしょうな。
車検の時に変わってたら褒めてやろう。
                                          
                                       
  

                                         TT face   Yagi     TT at Yagi


   故障歴    

    電装系でパラパラ。



気持ちのいいクルマです。
MR2やCivic TypeR S2000 が滅んでしまった今。 
中流のおじさんが小遣いで買えるクルマの選択肢がなさすぎて、TTに流れた人口はかなりのものでしょう。
やたらと見かけます。  A3ほどではないので、ちょっと安心。。。かな?   

追加で付けたもの。(ナビキャンセラーの他に)
ドライブレコーダー後方 用
ドライブレコーダー前方用
Gekkoステッカー
Caution stickers
NZAAエンブレム

 
  

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