純正ナビ ブロックキャンセラー

PGJのAudi TTの工場純正ナビはクラリオン製。
当然のように昨今流行りの運転中はナビの操作もできませんTVも映りません。
一人で運転している分には結構な機能ですが助手席にXYLが乗っているのに走行中に行き先の編集ができないのは極めて不便。
昔はアースをサイドブレーキスイッチに落とせば一発でしたが、いまはそうも行かず。
そこでこんな後付け部品が必要になってきます。
TTの2010年9月以降のモデルの場合CMM-85JBという部品をつけると解消できます。
アウディの場合、ナビの脱着取り外しは超簡単なので、自分でやることをおすすめします。
まず、前面パネルを展開させておきます。
そしてリヤハッチを開け、車のメインキーを抜きます。
次にバッテリーの端子を外して。 さぁ作業をはじめましょう。
リアハッチは開放しておきましょう。 リヤハッチは鍵では開かないのでバッテリーを外したら最後、閉めてしまったら開けるの一苦労ですよ(コペンでやってしまった
CMM-58JBにはナビを外すためのキーが付属しています。
Audiの場合、このキーを4本指すだけで簡単に抜けます。 キーの方向を間違えると抜けませんよ。


キーは4本。 キーの切り欠きは内側に向けて挿します。
ナビのSDカードパネルの内側に指を掛けて手間に引きぬきます。 外周のトリムと共に簡単に抜けます。

このようにするっと抜けます。  タオルを用意して、シフトレバー周辺にかぶせて傷つきを防止します。 同時に開口部のヘリもメンディングテープなどで保護します。

抜き出したら、意外なほど沢山のコネクターが生えていますので
配置の写真を撮っておきましょう。

ナビ本体に付属のコネクターに3つのスコッチロックを噛ませたところ。
この段階ではCMM-58JBはつなぎません。

繋ぐ前にスコッチロックが完全に導通しているか確認しましょう。
というわけで作業にはテスターが必要です。
ソケット側の穴は小さいのでゼムクリップなどを差してやると導通が測れます。

スコッチロックに各コネクターを刺していきます。 青はNG例。
赤のように根元まで刺し込みます。さらに絶縁テープで抜け止めにぐるりと止めます。

キャンセルスイッチ配線をナビパネル下側から差し込み、あまりは折りたたんでナビ取り付け穴左下の隙間に押し込みます。
残りのコネクターを付け替えなどをして、結線を完了させたら、結線に誤りがないか確認してバッテリーを繋ぎ、ナビに通電します。 キャンセルスイッチのON/OFFランプが切り替わるのを確認したら再度バッテリーを外して、ナビ本体を押し込みます。
ハイおしまい。
のんびりやっても1時間仕事です。
      
       
必要な工具は

(写真は停車中ですが、走行中もこうなります)
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