ホンダ・グロム125
XYLのXLR80RをレストアしてからXYLはXLR、PGJはVストローム250で2台でツーリングに出かけるのですが、何しろXYLが転ぶ。怪我はしないけど転ぶ。XLRはそういうバイクですから良いのですが、流石に80年代のバイクは修理部品がないので、これ以上壊れると修理できない。それにブレーキはドラムだし、ヘッドライトは暗いし。
そこで、「ABSの付いているなるべく小さいのを」で併せて「部品サプライがある現行モデル」という観点で選んでみるとハンターカブ、カブ125、GROMくらいでした。ヤマハのYZF125は足がつかないし、川崎のZ125はABSが付いていない。
カブ系は遠心クラッチで「BW'sで、よろけてアクセル開けて突っ走ってしまった」経験のあるXYLには向かないし、そもそも「ニーグリップできないバイクは恐ろしい」とXYLも言うので、選択肢はGROM一択でした。
「もう歳だから重たいバイクのメンテしたくない」という古馴染みのバイク屋さんが「グロムならやるよ」というので注文。「もしもし? あのさぁ。赤いやつ。」で注文完了。
注文して2ヶ月しないで来たかな?
PGJ:「降誕祭おめでとう はい贈り物はこれです!」 XYL:「阿呆。。。」
では恒例。我が家で乗ってきた小型二輪のいくつかと比較してみましょう。
| 車種(型式) 年式 |
Honda XL125K2 (L125) 1975 |
Yamaha YSR80 (2GX) 1986 |
Honda XLR80R (HD10) 1987 |
Honda GROM125 (JC92) 2023 |
|---|---|---|---|---|
| 車体重量 | 108kg | 76kg | 77kg | 103kg |
| 原動機出力 | 9.6kW (13ps) |
6.5kW (8.8ps) |
5.0kW (6.8ps) |
7.4kW (10ps) |
| Power Weight Ratio 出力1.0kW当たり (装備重量+人間1) ※小さいほど高性能 |
(118+50)/9.6 = 17.5 kg/kW |
(84+50)/6.5 = 20.6 kg/kW |
(85+45)/5.0 = 26.0 kg/kW |
(110+45)/7.4 = 20.9 kg/kW (XYL) (110+75)/7.4 = 25.0 kg/kW (PGJ) |
さすが電子燃料噴射の125ccです。7.4kW出して、更にカブ並みの燃費。XL125K2はリッター30kmであの出力だから、あれは立派だった。騒音規制も排ガス規制もゆるい1970年代製だったから。
最初の500kmは要慣らしなので4500rpm以下で走っていました。パワーの無いこと。。。これが慣らしを終えて5,500〜6,500rpmと上げていくと、それなりにパワー感が出てきます。楽しい。
|
エンジンガードバンパ 足つきは悪くないし、軽い車体なのでバンパは不要なのですが補助灯を付ける場所に困るのでステーとして利用。 キジマ製です。エンジンジャッキがないと取り付けできませんよ。 選んだ理由はパイプの前縁が他社製に比べて一番フロント側に出るから。補助灯を付けるうえで大事な要素。 二輪自動車等の灯火器技術基準の「前部霧灯の内側方向10°」を満たすには、ある程度車体から張り出していないと内側10°を確保できないのです。 |
|
フォグランプ PIAAのフォグランプが余っていたのでヘッドライトの照度不足を補うためと、複数灯火による被視認性向上(対向車から見落とされにくくなる)の為に装備。 照射パターンの良いランプを選ぼうとすると、ある程度リフレクタの大きいものが佳いです。はじめは右側だけに付けていましたが、結局左右に付けました。PIAAのバイク用で最大のもの。 取り付けの際の詳細はこちら |
|
ホーン あの情けない音はありえないし、「警笛鳴らせ」な山の農道を走っていて不安なのでダブルホーンを装着。狭くて付かないため紆余曲折を経て、ミツバの700Hzダブルホーンに落ち着きました。 装着記事はこちら |
|
ドライブレコーダ 定番のデイトナのモノ。純正セキュリティを付けてもらって納車されたので、ACC配線の取り出しが大変でした。 取り付け記事はこちらを参照してください |
|
リヤサスペンションとフロントフォーク補強 XYLのバイクなので足付き性を向上させようと、全長が短くなるタケガワのサスペンションに替えました。全長5mm短縮するのでスイングアーム後端のリアアクスル直下(リアタイヤ接地位置)で1cm以上は低くなっていると思われます。フロントフォーク補強は選択肢がないこれ。 装着記事はこちら |
|
|
ウインドシールド これまた定番、デイトナ製。 |
|
バックミラーステー 後ろが見えない!ので付けました。 |
|
アップフェンダー こんなのありました。 アップフェンダー装着記事はこちら |
|
スマートフォンホルダ デイトナの定番。当初はスクリーンにつけていましたが、今はハンドルバーに移設。このデイトナのQi給電はロットごとに性能差がありすぎて結構迷惑、博打モードです。森町じゃなぁ、と云う気もする。 |
|
車体バッテリ充電コネクタ こんな感じの充電コネクタ記事 |
|
エアバッグ用フック 我が家の定番 hit-air。 |
|
|
シフトペダルリンク シフトペダルリンクの記事はこちら |
|
左ハンドルスイッチ ホーンとウインカースイッチを押し間違えるので社外品に交換。配線にはてこづりました。 交換記事はこちら |
|
ブレーキレバーとクラッチレバー クラッチレバーはZETAのZE42-4115、ブレーキレバーはホンダ純正のVFかなんかの使い回し。 |
|
|
追加ブレーキランプ(補助制動灯) / 追加反射素材 アップフェンダーの項を参照。例の如くの黒い反射材とサイドのオレンジの反射材。 |
|
|
トップケース / リアキャリア Vストロームと共用ですべてトップケースとして使用します。GIVIのTRK52はシステムヘルメット2個入ります。 WL901-19004 リアボックス モノキー (29-34L) はやや小ぶりでヘルメット1個+車載工具が入ります。すべてのGIVIバッグは1つの鍵で開けられます。 リアキャリアはキタコの 80-539-14520。純正と変わらん値段で純正よりも丈夫なようです。しなるような構造だから折れにくいのかもね。 |
|
|
中空アクスルシャフト ゼロポイント(PEO製):https://peo.nara.jp/product/index.html これ、ふるさと納税でも貰えます。 |
|
|
オフロードタイヤ 定番IRC。これしか選択肢がない。XYLがXLR80Rにしか乗れなくなったので、グロムを近所の農道仕様に変えて走行適性をXLR80Rに寄せてみました。 |
|
というわけで、2年8ヶ月目の現状(2026年8月)のコストは以下の通り:
| 要素 | 小計 |
| 車体+諸費用 | 42万円 |
| 追加部品(作業は自分で) | 48万円 |
| 人間の装備ウェア | 追加なし |
| XYLの装備ウェア | 追加なし |
| 任意保険(盗難込み) | 5万円 x 3 |
| 合計 | 105万円 |
「125なら安いから」と思うのはおやめなさい。
なまじ車体もパーツも安いので、ついつい気軽に買って、「パーツだけで車体超え」、「総額でBMW買える」なんていうカブ主、GROM主が多いのよ。