3,600ppm

たまげたと云うか。。。
不良率0.36%を誇っている旅行カバンメーカーの宣伝です。
0.36%=3,600ppm 100万個出荷して3,600個不良品と云うのだからすごいですねぇ。
ppm=parts per million
大企業が作る普通の常温加工食品(缶詰や菓子、飲料)で5ppm(100万個作って苦情5個)が普通、サントリー様に至っては5ppb(10億個生産して5個)を狙っているそうですから。それらに対して、この種の簡単な作りの工業品の不良率って気違いじみて高いですね。
家電業界の人に言わせると日本製の白物家電の1年内製造責任故障率は1%程度だそうですが、一応電気機器なわけで。
苦情=不良ではないですから(「それは仕様です」というのも苦情には含まれるので)、このスーツケースへの不満足は1%はあるんでしょうなぁ。
食品は食べてしまえば、それっきり。 だから継続的に評価されることが無いので不良発覚率が低いのかもしれません。
耐久消費財は寿命(5年くらい?)の長いスパンで見られるから文句ブーブーかもしれない。
「あんた、その使い方じゃ壊れるよ」とメーカーも言いたいのも含まれるでしょう。
で、ポスター曰く「クレーム率」。
そう「製造部はそれをクレームとは認めない」というやつがあるのね。
ここでも「クレーム率=苦情率」ではないでしょう。
CACRとか、有ったなぁhi こういうトリックみたいな広告よく作るなぁ。

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