大当たり容器

初めてメルカリを使いました。
長いこと探していて見つからなかったものが一発で引っかかりました。


ブラウンの真空保存容器。  10年くらい前の製品で当時の売り文句は「真空して食品を長期保管できます」
ここで問題。本邦において「真空」とはどういう意味か?
ゼロ気圧 と素人は思うでしょうね。
残念でした、一般的な大気圧より低ければ真空を標榜できます。 そこいらの安っぽい真空断熱ガラスとか真空断熱ポットとか、「意外と保温性ないなぁ」とおもったら、ただのちょっと気圧が低いだけの安物。
さて、この製品の場合、付属のポンプでは1/2気圧にするのも精一杯な性能でした。 そんな状態で食品を長期保管できるわけもなく。 まして、そのような低酸素状態で常温においたら嫌気細菌がどんどん育って(たとえばボツリヌスとかウェルシュとか)、あの世行きカーン。
それに気づいたブラウンは販売中止にしたのでしょう。 そんな間抜けだからブラウン事業部はP&Gからデロンギに売られたわけで。
ところがですね。 減圧調味という食品加工技術があってですね。 それには使えるんですよ。
まぁ、一般消費者には無理ですが、食品科学を学び、食品工業で育ったわしら夫婦には箸を使うがごとくにね。
鮪の漬け、ローストポークの漬け込み、鯛のカルパッチョ。
これのおかげでアッと云う間。
ともあれ、メルカリ 意外と便利でした。

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