お料理と食品加工は違うだよ

「うまいものが好き、美味しいものを食べさせるのが好き」という動機と幾ばくかの資金があれば始められてしまうのが外食産業です。 そこに経済学、衛生学(公衆、食品)、経済学もわきまえて始める人が極めて少ないので開店3ヶ月で閉店というのは首都圏では珍しくありません。 全国的にも開店3年でビジネスを継続できているのは3割という話です。
味が安定しなかったり、食中毒出したり、過剰な投資をしたり。 潰れる時は潰れます。
以前「話の種」で記事にしましたが、大多数の中小あるいは個人経営の外食産業の皆様の科学への無縁ぶりは途方に暮れます。 もはや「馬鹿自慢」状態。
https://www.zl2pgj.com/hanasi/FI12learnfrommistake.html
そのような店がCOVID-19の外出自粛で弁当だ、ケータリングだと始められておりますが、作ったそばから食わせてしまえば当たらんでしょうが、それを2時間後だの4時間後だのに食わせて、、、 下手すりゃ店頭で直射日光に当てて展示販売している愚か者までいる有様。
そりゃ当たるさ。 運が良ければ腐って異臭がするので返品で済むかもしれない。
確かに食品衛生行政に従事する行政吏員に現場経験のあるものがおらず、実際的指導ができないというのもありますが、死人が出ますからねぇ。 昨年度(令和元年度)は 事件1,061件、患者1万3千人、死者3人。 
COVID-19の死者数に比べれば少ないですが、事故ったら普通は潰れます。 
外食産業にも今年からHACCP義務化です。 食品衛生当局の指導力向上期待するとともに外食産業への参入障壁をもっと高くしても良いんじゃないかとは思います。 
というわけでPL保険は必須でしょう。 https://hoken.jcci.or.jp/pl

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