世界最古のホテル
早川町(JCG17007F)は山梨県のチベットともいわれますが、地形図を見ていて「どうせ行き止まりだし、昔の宮ヶ瀬林道のようなとんでもないガレ道だろうし、」思い込んでいて、まったく行ったことがなかったのですが、数年前にBBQのできる宿泊施設偵察を仰せつかってVストロームに乗っていったのが初めての早川町でした。 なんとまぁ舗装されてたのよ。 その後、2度ばかり出かけましたが、先日、例の「世界最古のホテル」と言うのに泊まってきました。
まず、バスで来る人はいないだろうという

結論、風景が良い、浴室が良い、料理は強飯式、コンプライアンスはダメダメでした。 まぁ田舎の企業アルアル。hi
ともかく景色が良い。 紅葉シーズンは激混みで高騰だそうですが、PGJのオススメは4月の新緑のシーズンです。 若葉と山桜が美しい。
特に4階の露天桶浴槽からの山の景色がお見事(写真はリンクからどうぞ)。

1階の貸し切り露天2つは予約制ではないので争奪戦が大変ですが、うまく空いていれば、それなりに良いです。
4階の露天も大浴場も風景がごちそうです。
ちなみに2階の客室からの風景はこんなかんじ


まさに景色が最大のごちそうです。
さて、西山温泉渓雲館が昔そうであったように「客が食材を担いできて煮炊きも客がして長逗留する」という湯治場温泉旅館というのが昔は普通にあったもんです。 八甲田山の酸ヶ湯温泉にもPGJが学生の頃も今も湯治棟がありますが、絶滅危惧種です。
湯治、「温泉に使って治療するから」湯治。 湯治効果が出るには「10日は逗留しないとね」と温泉科学の人々は言っておりますから、医療や健保が発達する前の時代には賑やかな業態だったのでしょう。 こちらのホテルも湯治客が絶え、団体旅行も絶え、で高額商品型のホテルに経営方針を変えたのだそうです。 そこいらの話は今年新たに作った歴史室で紹介されています。
ですが、お料理は量が凄まじい。 フードロスは申し訳ない!



で、食べるのですが、PGJもPGKも「食べぴよぴよ🐤 た!」で、食事が終わったらそのまま寝てしまいました。 hi
朝ごはん

年寄りや御婦人には多すぎな気がします。 で強飯式hi
建物自体は営繕が追いついていなくて、あちこち壊れています。 常勤の営繕さんがいないのかも。 また、運営も配膳室の扉が自動ドアでないために仲居さんたちが開け放しにするので、客室廊下に各種料理の臭いが充満しているなど。 オペレーションの拙さがでています。 バックヤードが丸見えで興が削がれる。

すべての浴槽について10年以内の分析書と利用許可証の掲示が必要ですが。

温泉の業に関わる法令と技術についてはこちら
歴史はあるのですよ。 何しろ世界最古ですから。





慶雲館の大ラッキーなところは今世紀に掘削した温泉井戸が自噴で高温で大量に湧出したこと。 ポンプの電気代は不要。 加熱ボイラはほぼ不要。 循環消毒施設も不要。 それらのコストがまるで掛からないというのは、温泉業者だったら垂涎です。 箱根の多くの温泉宿は電気代と燃料代で利益の殆どがすっ飛ぶのですから。 薄めていないおかげで湯船の水質はとてもよろしいです。 おぉ 温泉に浸かった!という気になります。
ともあれ
近代的なホテルになるにはまだまだ要改善。 改善しないと世界最長歴史企業だった金剛組のように21世紀になって絶えてしまう(金剛組は創業家がいなくなって企業の名前だけが残った)のよ。
ともあれ、「話の種」にはなりました。 日帰り温泉営業はしていないので次は無いかなぁ。

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