ライディングテクノロジー

Vストロームの慣らしがてら、我が家のオープンドライブでは定番の伊那谷へ行ってきました。 当初の予定通りオドメータは1000kmを超えました。 痛感したのが自分の腕と体力が落ちた現実 やれやれ

このバイクで5000rpmを超えずに走るという事はメーター読みで68km以上出せない訳で、今回は中央道を含めて有料道路を使わず全部下道ルート。  こんな一筆書きルートを走った訳ですが、ご覧の通り主として甲信地方の地方県道、広域農道が殆んどで、延々コーナーが続く訳でございまして、、、

上 行きのルート 下 帰りのルート

実質走行時間は正味11時間。 行程の2/3を過ぎたあたりから「あーー、コーナー曲がり切れない。。。」になってきました。 Vストローム250はとてもよく曲がれる旋回性能の良い設計のバイクですが、なぜ曲がらんのか?

それはPGJがジジイになったから。

理屈はこうです。

体力低下と疲労で背筋力と内腿の筋力が落ちてきてコーナー進入時の減速Gの掛かる上半身を支えられない。 無意識にハンドルで体を支える。 バイクが旋回始めようと車体のバンクに合わせて自然に内側に前輪の舵角を内向させようとしているのに、PGJがハンドルを抑えている(体を支えている)からバンクしているのに前輪は十分に内向しない(曲がらない)。 かくして膨らむ。

さらに山中湖のそばの三国峠のワインディングでは、登り左コーナーと言う初心者でも曲がれるコーナーで、今度は加速に体がついていけず、ハンドルにしがみついて、これまたバイクの自然な舵角を邪魔していたのでした。 

その昔、ライダースクラブからライディングテクノロジーという別冊が出て、大変参考になりましたが、まさに、あの本で解説されている「だからあんたは曲がれない」でしたね。

今ではネットで無料で学べる

タンクがついているオートバイでこれですから、体の支えようのないスクーターだと、より大変なことになるのでは無いかと思った次第です。 いやはや ADVは諦めていてよかったです。 

大パワーと重さのあるバイクは そのトルクと車重で、人がしがみつく以上の力でバイク自体が曲がってくれるので簡単なのですが、重さはともかく24psくらいのバイクでは綺麗に曲がるには「体力が必要よ。」というお話でした。

これがもっと軽量(100kg以下)で無理やり振り回せる車体だと話はまた変わってくるのでしょうね。

ネモケンは相変わらず安心な乗り方講習会を開いているそうです。 機会があったら参加してみるといいですよ>皆様

さて、伊那谷では いつもの蕎麦

蕎麦 栃の木

お店のお姉たちに「あらお久しぶりです。今日はバイクなんですね。」と言われてしまいました。 そういえば3ヶ月行ってなかったかもね。 相変わらずおいしかったし清潔だった。

定番 伊那食品工業
日帰り 523km走りました 馬鹿だね

(冒頭の写真は私ではないし昨日の写真でもない)

 

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