本邦の公道を走る場合四輪車二輪車とも基本的に同時に点灯可能な補助灯は2つ。 その昔のPGJのAE86はスイッチ操作で全4灯+ヘッドライトで90Wx4+115Wのヘッドライトx2で ほぼ600Wというトンデモ仕様でしたが普段はヘッドライト連動でドライビングとフォグを切り替えていました。
シビエ、今はなき。。
その配線を今はソリッドステートに作れますが(そっちのほうが安いし)、リレーのカチカチ音で動作が確認できる昔風が今もあります。 今回Vストロームにくっつけた回路も機械式リレーです。
で、二輪の場合配線概念は一番上の図のようになります。 四輪車でヘッドライトがマトリクス式のLEDでない場合(ハイ/ロー式の場合)も基本的に上の図で行けます。
エーモンの4極リレーと5極リレ-が定番で信頼性が高いでしょう。
PGJは「ヘッドライトをハイビームにしたときだけドライビングが点くけどフォグは常時消灯」にできるリレーを図の(A)に組んであるので、実際の配線はもっとややこしいです。
ハンドル手元の自光式スイッチは色々あるので、お好きなのをどうぞ。
バッテリーから延々0.75sqm以上の電線を引っ張ってきますので火災を防ぐためにコルゲートチューブとヒューズは必須です。 最低でもプラス側配線はコルゲートチューブで保護しましょう。 コルゲートチューブは乗り物の電気工作などを多くなさる方は5mくらいのものを買うより箱で50m買ったほうが使いでが有ってよいです。(しまう場所があれば)PGJは50mを1箱使ってTTロドスタ、JB23ジムニー、NDロドスタのドライブレコーダなどの追加配線に使っていますが、結構な長さを使うもんですよ。 残り半分以下です。
コルゲートチューブは専用工具(安い!)があると電線を通すのが楽ちんです。
ヒューズはこれまたエーモンでOK。 LED用補助等だけなら15Aで十分でしょう。 ホーンとヘッドライトも同じヒューズに依存するなら30Aくらいは必要かな?
Vストロームの場合ラジエターの右上(ラジエタータンクの辺り)にハンドルを切っても干渉しないスペースがありますので、そこを使い、リレーを押し込みます。 くちばしの下にヘッドライトケースの下辺りにまとめる手もあります。 いずれも黒の屋外用プラスチックファスナで止めます。
この他に必須なのは電工ペンチ、コネクタセットなどで、あとでの脱着を考えると要所要所にコネクタが有ったほうがよく、コネクタはギボシより爪ありコネクタのほうが良いです。
あとはテスター。 導通ブザー付きのものが便利。
まぁなんだかんだで

IPFのドライビングライトと結線
フォグランプには定番 PIAA
で、 前から見ると
ロービーム+フォグランプ
ハイビーム+ドライビング
フォグとドライビングが同時点灯すると保安基準にうからない
これでハロゲンランプ時代の400W相当でしょうか?
スズキ、IPF, PIAAともにレンズカットが良いのできちんと調整すれば対向車が眩しい なんてことは起きません。
フォグランプは 以下のPIAAのもの
ジムニーの作業灯 > NDロドスタのサイド灯 と使いまわして こうなりました。
ドライビングは例のIPFの950