二代目ジムニー (JB64) 

2006年から乗り続けていたJB23ジムニー。 2024年にトラックの追突を受けて廃車になりました。
で、JB64の3型です。 JB23が潰れた翌週に新車を受領しました。
昨今(2020年以降2024年でも)、半導体の供給不足で自動車、特にジムニーの納期は1年以上とか言われておりましたが、2023年8月に注文して12月(ボクシングデー)に登録。 明けて1月に受領しました。
なんでも、オートマチック変速機制御用の半導体不足でMT車だけ延々作ったので納期が半年切ったのだそうです。 
妻はMTしか乗らんので早く入手できたというわけ。 PGJはSMTでも乗るんだけどね。 (トルコン車は絶対不可)
JB23のときも納期は2ヶ月ばかり掛かった記憶がありますから、ジムニーは作り溜めしない車種なんでしょうかね。

新車受領時の感想は。
鈴木自動車のジムニーに対する基本的なデザイン思想は変わっていないので、ディーラーで新車を見たときの感想は「ジムニーですね」
営業氏も「ジムニーですから」

以上!

何しろ、歴代ジムニーは小さい四駆なので結構「どこでもいける号」です。
伊豆箱根丹沢山塊、あるいは駿河、遠江、南信濃地方には下のような狭い山道が多いのですが、ジムニー様様 心配なく行けてしまいます。
 (写真はJB23)


 JB64の良いところ

高速道路でも静か
JB23は軽自動車の高速道路での最高速度が80km/hだった時代に設計されたクルマでした。 第二東名を120km/hで走れないことはないですがヤカマシイ
そりゃそうで、設計時の法定最高速度(80km/h)の1.5倍の速さで走っているんですから。 その点JB64は120km/hで走っても静か。 おまけにクルーズコントロールがついている。 ただし、これが100km/hまでしか設定がない。 東海地方に出かける方には不便です。
確かスズキの本社は浜松だったはずだが。。。 ちなみに私のND2も100km/hが最高。 
2024発売のND3は180km/hまで設定できるそうです。来年買おうかなぁ。。。 この爺さんにまだ仕事あればねぇ。

安全装備てんこ盛り
自動ブレーキに、車線維持警報に、オートヘッドライトに、とまぁ その他色々。

燃費は良い
このクルマで燃費を気にするか? と云う気もしますが国の定めた燃費基準があるのでねぇ。

隙間だらけ
相変わらず隙間の多いエンジンルームですので色々手が入れやすいです。 エンジンルームは。 

ルーフキャリアの強度が期待できる
ルーフの雨樋に食いつかせるタイプですから丈夫です。 JB23のWild Windは工業用樹脂ではない樹脂製のルーフレールが付いていて、これが折れるのよ。 荷物落下の恐怖。 JB64はそれがない。

カーオーディオにスマートフォンが繋がります
Car Playはないけどね。 64販売開始当時はあったそうですが「今(2023-2024)はない」そうです。 販売店網によるのでしょうが、田舎じゃ需要がないのかねぇ?(神奈川県でも相模川以西は田舎である)

ヘッドライトウォッシャが付いている
LEDヘッドライトなのでヘッドライトウォッシャが付いています。 これがついてないLEDヘッドライトのクルマってありえんだろうと思うけど。 そういう安普請なクルマはあります。

荷室がフラットになる
23はリアシートを前に倒して、リアシートの後ろの板を張り出す 仕組みでしたが、これが脆くて2回目の車検の頃には崩壊。
64は箱がついておりますので、クルマが潰れるまで大丈夫でしょう。
この歳で車中泊などはしませんが平らだと荷物が積みやすいのです。  基本 ジムニーは買い物号なので。


 このクルマの んー なところ

加速感がない
JB23はハイオク仕様で進角をいじってあったのでガンガン加速しましたが、JB64はアクセルをベタ踏みしないと加速しない。 4速5速が高速側にギヤ比が移ったのでしょうか、5速で登れた山道が4速でないと無理という場面が出てきます。 最高出力は同じなんだけどね。

室内が鉄板むき出しである
後席の周囲は鉄板むき出しです。 後席に人を乗せる予定はないけど(身内は死に絶えた)

ヘッドライト。。。
XCグレードですのでLEDヘッドライトですが、やたらロービームが遠くを照らす反面、暗い。 フォグランプをIPFの白黄切り替え式にして補っています。 JB23に付けていたIPFのH4LEDと純正反射板の組み合わせは明るくてよかったなぁ。
PGJのVストローム250の光量増加仕様のほうがよほど明るいしカットが良い。
ハイビームを追加しました。

テールライト
先々代JA11のジムニーの形を踏襲したわけですが、テールランプや方向指示器はJB23のように高い位置にあったほうが被視認性が高いと思うなぁ 

室内の隙間が減った
運転席周りは、あちこちモールできれいに隠されて配線を追加するにはも内装を剥がさなくてはなりません。 めんどくさい。

フロントグリルとバンパーに手が入らん
隙間がないのでグロメットを抜いていちいち外してやらんと何もできない。 フォグランプの電球変えるだけでクリップリムーバーが必要とはねぇ。 
JB64に使われている3溝タイプのクリップピンを抜くにはKTCのコレが便利です。 PGJは2溝用で代用していますけど。

シートヒータ熱すぎ
調整できないのに熱すぎ。 これは温度調整ができるレカロに変えたから、まぁいいけど

ペラペラのボディ
キーレスエントリーのスイッチを押すとドアの鋼板が沈む。
ここまで薄いか!
自動車の高張力鋼板の対米輸出に関してについてはいろんな思い出が。。。 ここでは書けん hi

ボンネットにインタークーラーインテークが無い
というのはXYLの不満。 あの穴があるのがターボ車らしくて好きだったらしい。

交換した部品、追加した部品

スロットルコントローラ
いわゆるスロコン。 ハイオク仕様JB23と違ってトップパワーが伸びるわけではないですが、アクセルの付きは良くなりました。
取り付け記事はこちら

LSD

急な坂道の急カーブ(例えば箱根旧街道七曲り)でタイヤが浮くことがあるので選択。 競技は全く考えておらず というわけで純正LSD。
外した標準の普通のデフが欲しい人はご連絡ください。 あげます。

冬タイヤ
JB23と同寸なので流用。 ブリジストンVRX3。 スタッドレスに使っているホイールJB23の工場純正ホイールでした。ホイールは何年使えるんだろう?
 
 事故にあったAPIOの白ホイール夏タイヤ用は廃棄。

ルーフラック
純正 丈夫だけど これがロックナットも付いていないタイプでねぇ

ルーフラック用キーロック付きナット
純正キャリアにはスーリーのものがピッタリ付きます。 TH527-1 


サイクルキャリア
JB23から移設したスーリーの新型。 ぶつけられる前に外してあったので無傷。
 

サイドミラー
純正親水ブルーミラー。 納車整備期間に油脂で汚したらしく片側が超撥水になっていて、初期不良扱い交換。 サイド窓ガラスも超撥水 コンパウンドで落とすのが大変。
一体、工場を出てからディーラーに届くまでの作業で何をやらかしたのか?

警笛
あの原付きのようなシングルホーンはなんとかならんか? ですね。
以前Vストローム250につけていたダブルホーンを在庫から出してきて装着。 
グリル周りにスペースが無いので 一工夫。 

ナビ
純正オプションの中からバックカメラとETC2.0が使える一番安いやつ。 NAVI TimeのドライブナビかGoogle Mapを使っているので基本的に車載のナビゲーション機能は使わないから。 もう日本の会社にこういう情報機器で競争力のあるものは造れない気がするなぁ。 

ドライブレコーダ兼用のスマートミラー

ALPINEのです。 これはあまりお勧めしない。 取り付け記事はこちら

ハイビームの追加
純正LEDハイビームが暗いのでJB23で使っていたPIAAのドライビングランプを付けました。 本当はもっとでかいのが見栄えが良かったんだけどねぇ。
追加ハイビームの取り付けにはIPFのランプステーを使いました。
取り付け記事はこちら


方向指示灯、後退灯、制動灯のLED化
前後の方向指示灯は定番IPFの外付け抵抗が必要なタイプ。 JB23にも車幅灯兼用で使っていましたが3年経っても無問題でした。 

 サイドウインカーとドアミラーは今のところ工場出し電球のまま。

 後退灯はIPFのバックランプ IPFの作業灯を付けてバックランプにしようかと思っていましたが、バルブを替えるだけで十分明るい。

 ブレーキランプはIPFの製品群に無いので これ fcl.(エフシーエル) T20 ブレーキランプ テール ランプ

LEDフォグランプ

箱根山周辺ではランプが雪で埋まるほどの吹雪は無いので補助灯もLED化してしまいます。 雪国の人はハロゲンのままにしておかないと遭難しますよ。
IPFの2色切り替え式で、白だとやや遠く、黄色だとやや手前を照らす仕様です。
お安くないですが便利です。 

ドアカーテシランプ
純正 これが基盤不良で片側が明滅するので、これも初期不良で交換。

追加のシガーソケット
シガーソケット式の電装をつけるソケットをグローブボックスの奥側の隙間(エアコンフィルタの脇)につけました。 ドライブレコーダなどはコネクターを打ち替えて付けいますが、現在出回っているスマートミラーは各社とも製品が安定せず消耗品です。 出先で故障して現地購入で入れ替える際にシガーソケットで電源が取れれば、圧着ペンチがなくてもどうにでもなるので、今回はそのようにしてみました。 つまりソケットは今は遊んでいる。 ソケットの電源はヒューズボックスACCから直接。
車体にもとからついているシガーソケットにはUSBチャージャを差してあります。  ジムニーにも電工ペンチくらい積んでおくかな?

シフトノブ
JB23も、NDロドスタも、同じMOMOのSK99
            
JB23と同じだけど、外して付けたわけではなくて、新品。

パワーウインドウスイッチの延長レバー
目視しないとヒルディセントのスイッチと区別がつかない工場出しのボタン配列。 
安全な運転の助けのためにも見ないで操作できるボタンはなるべく増やしたほうがよいです。(上の写真参照)

フットレストとアルミペダル

定番APIO 取り付け記事はこちら

レカロシート


純正シートは腰が痛くなって長い時間乗っていられないので(爺婆)SR7Fシートヒータ付きに変更。
運転席側はJB23からレカロSR7移設、3人乗るときは助手席側は純正の方が便利だったので、23では運転席側だけレカロでしたが、今や後席に人を乗せる必要もなくなり。
64導入に合わせてこちらもSR7F。 余った純正シートレール 欲しい人にあげるよ。
SR7は2024年1月に廃盤になってしまったし、’24年4月に出る新型は形が気に好きになれないのでメルカリで助手席側を調達しました(新古品)
純正シートヒータは温度の調整ができませんが、レカロのはシートヒータの強弱が調整できるので純正の熱すぎる純正ヒータからも開放されます

車検時に必要なレカロのシートとシートレールの強度証明の入手法はこちら
取り付け記事はこちら

ドリンクホルダ
JB64は、よほど売れているんですねぇ。  専用品をオートバックスのジムニーコーナーで買ってきました。
 
 

タブレット/スマートフォンホルダ
  
ここに付けて有線で繋げます。 これがあるから純正ナビはETC制御とバックカメラ用でしかない。

車内荷物入れ
JB23では後席の足元に牽引ロープとブースターケーブル、非常食を置いてありましたが、それらを収納するカゴをつけました。



反射素材
軽自動車は小さくて見落とされがちなので。 もっとも、いくら目立つようにしても前を見ていないやつアホには効き目なしなんだが。 一応。


背面ドアにはトラック用反射板を付ける予定。

スペアタイヤカバー
純正のコレ Wild Windの白いフルカバーがほしいなぁ。 

JB23についていた白いのはこうなってしまった。


フレームまで行った ディーラー「100万円かけても治りません」


 これから付けるぞ

むち打ちで腰が痛くて、でかい作業ができない。。。 治ったら 以下を行う予定。

追加のハイビーム
Vストロームについているこれを移設する予定なんだが、寸法(車体全長)がどうなるかねぇ?

補助灯ステー
追加のハイビーム用です。 バンパーとフロントグリル外す作業なので、体調が戻らんと無理。

DRL 昼間走行灯 
これも追加ハイビームの位置が決まらないと付けられないのでした。 JB23でも使っていたIPF ML-06

車幅灯回路
前方方向指示器を車幅灯にする回路 IPF製 JB23でも付けていました。フロントグリルを外さないと配線に手が届かない。

モービル機とANT 
S1に付けていたHF-430Mのモービル機が遊んでいるのでつけようと思います。 ICOM以外で出しているメーカーはないのかねぇ。 HF用モービルホイップはZLでも使っていた14MHzと21MHz用ですが、でかいのよね、 hi

耳が良くないだよねぇ、このリグ。


さて、ジムニーは結構売れているので「ふるさと納税」でもパーツが貰えます。
国と地方に、節税の余地もなく強奪されている真っ当な給与所得者の皆様にはこんなのもありますよ




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