JB64で第二東名を走る

先月のXYLのジムニーJB23Wの車検は当初の予定は特急部品交換と整備をしてもらって、そのあとルーフレールに新しいバイシクルキャリアを縛り付けて浜松まで自転車を取りに行く予定だったのですが。
先日ご紹介したとおりで、浜松にはJB64の代車で行ってきました。

PGJが頼んだつもりの部品と工場が頼まれたつもりの部品が違っていて結局部品欠品で修理不能だったのです。

これ、品質保証やカイゼンの現場の「なぜなぜ分析」の定番ですね。

青の矢印で囲んだのが折れた部品でPGJが「純正ルーフレール取り付け樹脂部分(左後)が折れた」と伝えた部分。 黄色矢印が工場が「いつものあれね!」と思って部品発注したところ。
実にアルアルですが、近所に専門店がないと「行って相談」ができないので発生しがち。 翻ってジムニーなれしている専門店だから発生した勘違いとも言えます。

「いつもは部品図送って『これ替える』ってやるんだけどなぁ」とは工場氏。
まぁ疲れているのよ。 ここの整備工場は零度でも吹きさらしだし。 

結局、青矢印の部品は単品では取れず水色で塗りつぶしたアッセンブリーを別途注文ということになりました。 さすが古いクルマの部品は製造コストより保管コスト というだけあって一式で4万円近くします。 左右を取っ払って汎用ルーフキャリアを付けたほうが安い気もしますね。

ちなみに折れた標準装備のルーフレールはこちら。

工業用プラスチック(繊維強化とかPA樹脂とか)ではなく。 ABS樹脂? 
安い車とはいえ、これでサイクルキャリアが連鎖反応で外れて自転車が落ちたんだから被害が自転車だけとは言えいい加減にして欲しい。という気もする。が、まぁ古いですからね。 断面からすると疲労破断ですね。 XYLと「高速道でなくてよかった。」 

ルーフレールが付いたら、その上に新しいサイクルキャリアを付けて浜松からMuddy Foxを拾ってこようと思ったPGJは「ガーン」ですが。 「まぁ64なら前後を外せば入るだろう」で呑気に出発。

代車はAT車。 変速ショックも少なくて最近のトルコンATも進歩したものです。 行きは東名高速(E1)を行ったのですが、ほぼ工事で50km/h規制。 拷問です。 そこを速度制限無視で90-100km/h以上で走るバカどもが追い越していくから結構ヒヤヒヤです。 

帰りは第二東名(E1A)使うぞ!

部品取り用の89年製Muddy Fox 乗るか?
乗った!
助手席も潰れます。

中古自転車店に寄る前に航空自衛隊浜松基地の広報館によってきました。

F104
イタリアから延々飛んできた飛行機

1920年に欧州から極東へ初めて飛んできた飛行機だそうです。

 所要日数 : 107日 実飛行時間: 112時間
 平均速度: 160km
 飛行距離: 約18000km

目新しいのはこれくらいか?

結論 わざわざ行って見るべきものはない。 退色した展示を延々並べている感じです。 十年以上前に行ったときと展示がほぼ変わらん。 COVID19対策でコクピットは覗けない、あれもできない、これはうごかない。おじいちゃん達だけが佃煮にするくらい居る。かんじ。

こちらファントム爺さん

他の戦闘機と比べるとデカイ
 
たまには掃除というものをすると良いと思うぞ 役所アルアル

帰りは浜北まで北上して第二東名。

こちらはほぼ速度規制がなく120km/h(正味メーター読みだと128km/hくらい)で走れました。

JB23で第二東名を120km/hで走ると、大変な轟音です、ギヤ比が高いのでエンジンの回転数は高い、防音は悪い、そもそもJB23開発当時、軽自動車の高速道最高速度80km/hだったので想定最高速度の1.5倍になっていれば無理もないですね。 それでもハイオク仕様で進角を6°進めているので120km/h出るようです。(あんまりウルサイので120km/h巡航はしないです。)

一方、64はNDロドスタより静かに120km/hで走れます。 ただし上り坂にかかるとアクセルペダルを完全に踏み込まないと120km/hは維持できません。 ともあれ、ハンドルを握りしめていなくても第二東名の追越し車線で安定して普通車をブイブイ抜いて走れます。

代車はノーマルサスだったし、雪タイヤだったし。足回りをロードやフラットダート向けに調整したら結構良いかもしれませんね。

というわけでJB64の2型がガソリン車で出るなら2型を、ハイブリット+ATだけになるなら今の64-1型を注文しようかな? と思いました。 

こちらおみやげを貰ってご満悦のわうさま

「航空士官を勤める王族は多い」とか言っている。

筑波山のカエルは青森県に引っ越したんですよ

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