世の中に「納車警察」と言う言葉があるそうな。
クルマを「買った人」が「納車しました」と言うのをバーカと言うのが納車警察なんですと。 満足に読み書きできない人が増えているし、そんな人が増えても不思議は無いのですね。 そりゃ納車警察は忙しい。
さてよくSNSのグループ参加などで「ご承認いただきありがとうございます」と言う言葉を見かけます。
まともな日本語を話人には違和感があります。
そこでAIに語らせて見た。
「ご承認いただきありがとうございます」は、文法的に完全に間違いというより、敬語の視点と文の接続の両方がねじれているため、ビジネス文書では誤用とされる*表現です。
理由は主に3つあります。
1. 誰が何をするのか、主体が混乱している
• 「承認する」のは相手です。
• 相手の行為を立てる時は尊敬語 「ご承認くださる」 を使うのが本来の形です。
• 「いただく」は「もらう」の謙譲語で、自分の行為をへりくだる語です。「ご承認いただく」は相手に承認という行為をしてもらって、自分がその恩恵を受ける、という形にする謙譲語I(丁重な言い方)としては一応許容されますが、感謝を述べる場面では視点が「自分のもらう動作」になってしまいます。
「相手が承認してくださったこと」に感謝するのに、「自分がいただいた」ことに感謝する形になるので、論理的にねじれています。
2. 接続の仕方が雑 –「まして」抜け
分解するとこうなります。
承認を(ご)いただき + ありがとうございます
= もらって、ありがとう
「いただき」は動詞「いただく」の連用形の中止法です。連用形で文を中止して直接「ありがとうございます」に繋げるのは、日本語の接続として乱暴です。
丁寧に接続するにはクッションが必要です。
誤: いただきありがとうございます
正: いただき*まして*ありがとうございます / いただき、ありがとうございます
「まして」を抜いた「~いただきありがとう」は、マニュアル敬語・バイト敬語の典型として指摘されます。
3. 敬意の重複と不自然な省略
「ご~いただく」自体がすでに「相手に~してもらう」という感謝・敬意を含んだ表現です。そこにさらに「ありがとうございます」を直接付けると「もらってありがとう」という二重の感謝になり、不自然に響きます。
では何と言うのが正しいか
最も正統で誤解のない形は、相手の行為を尊敬語で立てる形です。
• 最も丁寧・正統: ご承認くださいましてありがとうございます
• 謙譲語を使うなら「まして」を入れる: ご承認いただきましてありがとうございます
• 簡潔に: ご承認ありがとうございます / ご承認いただき、誠にありがとうございます
文化庁の『敬語の指針』でも「お・ご~いただく」は謙譲語として認められていますが、「~いただきありがとうございます」という直接接続は推奨されていません。ビジネスでは避けた方が無難です。
ビジネス文書を書いた事がない人の表現方法のようです。
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