ミシュラン パイロットスポーツ5(加筆)

1万km使ったヨコハマのAD9がトレッド残り溝4mm、場所によっては3.6mmになったので、予定通りミシュランのパイロットスポーツ5(Pilot Sport5)に替えました。 ミシュランを履くのはTT(8J)以来かな? XYLが「あ!舶来品だ!」と言っておりました。 彼女もその昔はミシュランを履いたバイクに乗ってフレームを捩らせながら走っておりましたので(若い者は馬鹿)ビバンダムくんは嫌いではないのです。

10月の最初の週末に替えましたが連休は雨で、山では使えず、伊那谷まで、行きはドライ、帰りはウェットの高速道路での慣らしをしてきました。 まぁ行きの途中で慣らしは終わって、帰りは雨の第二東名を120km/hで走ってきたわけですが(第二東名は豪雨でもないと速度規制しないのね)。 さすが新品のPS5で、まるで不安なく走ってこれました。 = 水はけがよく、お陰で後ろは水煙がもの凄かったです。

AD9からの履き替えの感想は唸り異音がなくなってバンザイ。 二度とAD9は使わんですな。 夏のドライ路面ではとても楽しいタイヤでしたが、ともかく「ワンワンワン」の異音が最後まで取れませんでした。 ハブベアリングが壊れているのかと思ったくらい。 PS5は当たり前ですがそんな異音はありません。 ただしオープンだと静かではありません。トレッドの横溝の本数がAD9S007aとくらべて多いので、どうしても接地回転音はうるさくなりがちです。 ただし屋根を閉めるとぐっと静かになります。 

不等間隔な外側のサイプが特徴的 走行音には不等間隔の影響はないです。 
ワインディングで30kmほど走った後。

では路面の感じを伝えにくい設計かというと、NDRFでの乗り心地は「硬い」です。 路面の表面を直に伝えてくる感じ。 ミシュランマジック。

昔から日本のタイヤはネバネバ素材でグリップさせ、ミシュランはパターンでグリップさせると言いましたから、伝統が生きている感じですかね。

さて、山で使いますと。 以下10月中旬の気温15℃路面も20℃以下での感想です。

205/45/R17サイドウォールが潰れる感じはしません。 BSのS007aのようなベッタリグリップ感でもありません。 トラクション掛けてリアで曲がっている と言う感じはAD9よりは低い感じ。 歴代のタイヤでタイヤが鳴ったギャップのある下り坂でブレーキをかける場面では鳴りませんでした。

とりあえず初期の感想はこんなとこです。

1,000km走った後の追記:
11月中旬の箱根で走った感じは初期の「まぁ寿命重視のタイヤだしねぇ なグリップ感」が無くなって、リアにトラクションかけると「リアで蹴っ飛ばして曲がってるなぁ」という感じが分かる様になってきました。 初期のアタリがでるまで1,000kmとは恐れ入谷の鬼子母神。 冷たい路面で無理するとリアがアウト側に穏やかにズルー。とズレるのはS007aの末期やAD09と違うところで、「これ以上はおやめになれば?」とタイヤが教えてくれる感じです。

あとは、この雰囲気を1万キロ維持してくれたら大慶至極ですが。 12月には冬タイヤへ履き替えなので、2023年の夏ころには様子がわかるでしょう。
追記終わり

サイドから見てサイプ溝がくっきり見えるのは好みが分かれるでしょうね。

でかい画像はクリック

今のところ 安いし雨に強いし良いタイヤだと思います。

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