諏訪湖周辺というと従来我が家では「カゴメ富士見工場の皆様へのご接待の場所」か「高遠へ朝駆けする時の前泊地」という程度で、あとは「諏訪大社とオルゴール館は行ったよねぇ。」という、実に期待値の低かった地域なのですが。。
駅前は延々シャッター通りだしねぇ。
今年に入って業界研修会でセイコーエプソン様の本社を訪問させていただいたり、FBな飯屋を見つけたりで、「意外と面白いかも、ちょっと見てこよう」と出かけました。
まずは諏訪湖
この水草の繁茂ぶりはなんだ?
富栄養化のようですね。
諏訪湖水質でググるとこの有様
農業での過剰施肥も原因のようです。 化学肥料を適切に管理して施肥するとこいう無駄は起きないのですがねぇ。 水系に肥料が流れ出すというのは作物が吸収しきれないほど肥料を投入しているということで、単純に無駄。
堆肥の多給と同様で環境に良いことは何もないのですが。 堆肥万能信者はタチの悪い環境破壊活動家なのよ。 堆肥は土質改良材としてのみ使用し肥料は化成肥料を使うのが管理しやすい良い方法なんですがねぇ。
というわけで湖には期待せず街ブラへ。
あの城のようなものは何だ?
片倉館 http://www.katakurakan.or.jp
昔の御大尽が立てたメセナ施設です。 昭和一桁は景気が良かったんだよねぇ。
入浴650円 です。 入りませんでしたが。 次回は堪能してみたい。
さらにぶらぶら行きますと。
見たようなお椀を売っている店があります。
タケヤみそ。 です。 竹屋さんだそうです。
XYL曰く
「日本酒、味噌醤油。 伝統食品とは気楽でいいや。これでも製造できる。」
確かにねぇ。 5Sの欠片もないというか、
食品防御もできていない工場というか。
お味噌は美味しゅうございました。
たしかに味噌で死亡事故が起きた例を知らん。
タケヤみその裏にはセイコーエプソン様の本社が見えました。
エプソンの時計は高くて買えんなぁ。
次はところてん屋さん その名もところてらす
http://toco-terra.com/
XYLはあんみつ、PGJはところてんを頂きました。
このところてんは天草を抽出してゼリー状に固めて突いたものだそうです。
普通のところてんは粉末乾燥させるという工程が入っているそうで、
「風味が違います」だそうです。
わからなかった すいません(^_^;)
売店では寒天製品がズラッと
すごい値段ですね。 でも1本110円か。 高いのか安いのか?
ホースや電線は天井から下げたほうがよろしいでしょうな。な、寒天工場。
まぁ、こちらも伝統食品でありますし。
伝統食品で諏訪と言ったら、最後は酒です。
有名どころは真澄の宮坂醸造さん。
試飲コーナーがこの美しさ。
八海山の先代社長が「原料の殆どが水。儲からない訳がない。」という名言を残しましたが酒屋さんは儲かるねぇ。
売店もちょっと気になるものが並んでいます。 買わなかったけど。
お酒自体は醸造学科なXYL曰く「真澄はねぇ」なのでパス。
諏訪の酒蔵では、このような飲み歩きパックを販売しております。
http://nomiaruki.com/tour/
これを見たXYL「諏訪の温泉に泊まって、これやろう!」
学生時代に一生分飲んだ女とは思えんことを言い出しました。 8月の諏訪は花火で混雑らしいしねぇ。 親切にこのツアーを解説してくれたのが麗人酒造さん http://www.reijin.com/
こちらでは純米吟醸とアルトビールを買い込みました。 美味い。
伝統産業はねぇ。 安全意識も江戸時代でねぇ。。。 あらあら
ま、いろいろありますが、日本酒で食中毒というのはメチル添加以降は聞かず。
いつか酔いどれ歩きをしてみたいと思います。
しかし、諏訪湖というと御神渡りと死傷者続々の御柱祭りのイメージしか無いので、一体何があるのかと改めて調べてみました。
下諏訪 https://shimosuwaonsen.jp/
上諏訪 http://www.suwako-onsen.com/
岡谷 http://www.kanko-okaya.jp/
諏訪湖のまわりには3自治体がありまして、それぞれがてんでに観光広報しているようで薄まってしまっている感は否めません。
同じ湖水観光地域でも箱根は足柄下郡箱根町単独ですし、琵琶湖は10市が接していますが滋賀県がまとめて琵琶湖観光の音頭取りをしているようです https://www.biwako-visitors.jp/
翻って諏訪湖。 長野県は観光県なので諏訪ばかりかまってられん。 と云うところでしょうか?
道理でPGJも通過点としか思っていなかった訳です。
諏訪 どうです皆様。