ジムニー車検

XYLのジムニーの13年めの車検。 その帰りにジムニー歴史館に寄ってきました。
https://sites.google.com/view/jimny/


入口に入るとLJ20が飾られています。

これがあの有名なホープ自動車の軽四輪駆動車。 
これを若かりし頃の鈴木のじいちゃんが製造販売権を買い取って
どうにかしたというのがジムニーの始まり。
エンジンは三菱ミニカの強制空冷エンジン


こちら室内側。
助手席の後ろはガソリン式暖房装置!

歴代ジムニーが並んでおります。


「ここいらからは見覚えがある。」
「室内にあるとジムニーもジープ並みに大きいわねぇ。」とはXYL

昔はチョークレバーを引っ張ってエンジン始動したもんよねぇ。
PGJがChokeが窒息と知ったのは実は今世紀に入ってから。 
英語が苦手な外資系社員。。。hi

LJ20のシャーシー

JB23のシャーシー



片側にしか手摺りのない階段を登って2階へ 

よくジムニーでラリーに出たもんです。 軽さは正義といいますが、そこそこ丈夫で基本構成が良いというのは製品の息の長さにもつながっているのでしょう。
我が家でも13年12万キロなんてジムニー以外では乗ったことがありません。


お嬢様ラリーカー


わうさま号
1階の片隅に三菱のパジェロミニがあります。

館長の云いたいことは

なかなか興味深かったですが、展示自体はまだ未完成です。 日本の中小企業の「あるある」で詰めが甘いまま「これで完了」なのかもしれませんし、アピオが運営に関与していなくて館長の小遣いでやっているのだとしたら氏の性格なのでしょうが、博物館学的にみると。
- 説明板が未完成で車の陰に投げやってあるのはNG
- 博物館製疲労回復のための喫茶コーナーが無いのもNG 自販機で良いのだ。
- 売店のお土産が少ない 本しか無い。
この他にも
- 手書きのポストイット説明の多用は建物の雰囲気と合わない
- 料金の明朗性がない 入り口に素直に「大人1000円、3人以上は一人800円」としておいたほうが良い。 「1000円以上のお志」は明瞭明確が好きな今の時代の顧客には不満が出るものです。
ちなみに博物館学という知識分野は、学芸員以外には馴染みがないようでwikiもこの有様。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%9A%E7%89%A9%E9%A4%A8%E5%AD%A6
博物館資料館の企画設計をする広告代理店は数々あれど博物館学を収めた人材が枯渇しているので、日本の資料館はどこもかしこも。。。
現状では一度行けば十分な施設です。 リピーターを望むならマニアでなくても覗きに来る構成サービスが必要ですね。
で、車検ですが。
12万キロは流石にガタピシで、エンジンヘッドバーカバーやドライブシャフトからオイルは滲むし、2年前にやったキングピンオーバーホールも、元の木阿弥でシミーが出始めるし。(6万かけて1年半しか持たなかった)

ヘッドライトは高温のハロゲンに負けて曇ってきたのでASSYで交換、デフオイル、ミッションオイル、エンジンオイルも交換、スポーツブレーキパッドも交換。 シミーの出る足回りはまたぞろラテラルロッド交換。 塗装がくたびれてきたので3年ボディーコートも実施。

ピカピカ
〆て 23万5千円也。 結構しましたがジムニー専門業者の安心感です。

大変静かで乗りやすい車になりました。 次の車検の頃に新車に入れ替えかな? その頃にはアピオも新型のコンプリートカーの出荷を始め出しているでしょう。
ジムニーJimny

Share from here.