XYLに鞄をプレゼントするのはZL2PGJの楽しみの一つです。
グッチとか、ヴィトンとか、だれでも幾ばくかの金銭を投げ出せば買える物ではなくて、生産国にかかわらず、良いデザインの良い仕上げの鞄を発掘して買うのが好きです。
(日本で言うブランド品はお金持ちのお子様方の持ち物に成り下がったようで、我が屋の近所でも鉄球射出式賭博場から、そのようなブランド鞄を提げた町衆が出てきます。 そんなものは使いたくないのです。)
で、JAに引っ越してきて、冥土院ジャパンが良いに決まって居ると吉田鞄の通勤用を買ったら、、、、、
知らなかったんですよ、そこいらじゅうのスーパーマーケットで大量販売している品だって。。。
会社の同僚の多数がご利用中。
そんな鞄嫌だー! と思って居るところでXYLの誕生日が近づいて、XYLと鞄を見に行きました。
XYLが気に入ったのはGentenの鞄。 デザイン日本で生産はタイという会社。 何しろ人件費が超安いタイ。 週給10ドル未満です(時給ではない)から、原料にコストが掛けられる。 と言うわけで、なかなか面白い製品が多いです。
で、XYLの鞄を見ながら自分が欲しくなってしまったのがこれ。
30年前の中学校のキャンバス通学鞄を革で作ったと思えばよろしい。
通勤に愛用しております。
ただ、この鞄、中の仕切りがまったく無く整理がつかない。 そこで、本日は、小物を入れる鞄に入れる鞄を買ってきました。
1941年創業(太平洋戦争の始まった年だね)の大阪の小さな鞄屋さんの製品です。
財布とサングラスを入れるのが限界の革のミニミニトランクです。
かわいいでしょう? かわいいだけではなくて、まじめに良くできています。 でもミシンのトラクター傷がもれなくついているところは加工技術の限界かな? ま、値段とのバランスを考えれば、よくできているので楽しい製品です。
ただし中小企業の常で更新がひどくてwebの内容は新鮮さはあてになりません。 取扱店リストを頼りに首都圏の販売店をいくつか回っても「扱ったこともありましたねぇ」という話が多く、結局横浜まで行ってしまいました。
ま、鞄屋さんは鞄の品質がよければ、それで十分なんだけどね。 陳腐化した情報で電車代1万円弱使わされると、さすがに腹が立つ、hi