英語公用語化

楽天が英語を社内公用語にしたそうで。
PGJは英語が社内共通語の会社に何社か勤めた経験があります。
英語が社内公用語とされていた理由は2つありました。
1. そもそもW(アメリカ合衆国)が本社の会社である。
2. ヨーロッパの片田舎に本社があり、そのローカル言語がマイナーで世界中でも話せる人が少ない。
いずれの場合も、ローカルの会議は現地語。 日本人しか居ないなら日本語。 ドイツ人しかいないならドイツ語です。
当然プレス発表も報道陣のマジョリティーがフランス人ならフランス語、メキシコ人ならスペイン語。 これらは当たり前。 正確につたえ、効率よく会議を進めるなら、それが正しい選択だから。
楽天の社長が何をトチ狂って日本の会社を英語化しようとしたかわかりませんが、ただ、インドや中国から有用な人材を引っこ抜いてくるには良い土台づくりにはなります。
ただし、失うものも多いがねぇ。
とりあえず、日本語で質問した記者に英語で答えるのは記者の文化を否定したことと同じで大変失礼な行いです。 
私の勤め先では、そういう文化無視はやってはいけないことになっております。

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