悩ましいねぇ 箱

11月11日はポッキーの日でした。
海外にお土産で持っていって喜ばれるのは抹茶キットカットとポッキーですな。
    
元同僚がお勤めになっている江崎さんとこですが、ポッキーの工場は箱のアライメントが悪いのを直す気がないのかねぇ?
マーケと製造現場のコミュニケーション無いのかねえ? というのが右のデザイン。 製造ラインの製函精度が期待できないのにフラップとボディを連続デザインでつなぐと右の黒い箱のように折れポッキンになってしまう。
一方左の金の箱はそれを嫌ってデザインを連続させていない。
どちらが先のデザインかわかりませんが、この製造ラインは常習的に製函精度が悪く青矢印のように常に向かって左側に歪んでフラップが接着されます。
それが「どうにもならない」と理解判断して作られたデザインが金箱なんでしょうね。
良い製品は工場だけではなく包装デザインまで含めた設計段階から考えないとだめ。
なんですねぇ。
もうちょっと製函機の横負荷バイアスをかけてやれば、すぐ治るのですが、そうすると函詰まりが多発して、ラインの「チョコ停」が多くなるという、悩ましい話なんでしょうね。
どこの業界でも消費者のわからんところで、いろいろと工夫や苦労があるですよ。
ご健闘を飛田周二さん

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