潰れるべくして潰れる個人商店

若い頃世話になった店が、いつの間にかに潰れている。 あるいは余命幾ばくもない。という状態になっているというのはジジババな皆様には普通の感覚かと思います。
洋の東西を問わず商店の寿命は短いもので、OZで世話になった局の電気部品店に2年後行ったら跡形もなかったとか、バイクを買ったあの店の荒みぶりがひどかったとか、枚挙につきません。
共通項で見えてくるものは何でしょうか?
- 店が汚い。 いつ掃除したんだか? 30年前の壁紙いまだに使っているバイク屋は珍しくないですね。 トイレ。汚いより臭い。
- 作業場の5Sがボロボロ
- ビジネス悪くてメンタル病んで店が汚いというケースもあります。
- 昔話しかなくて提案がない。値段の話しか無い。 値段は通販が安いに決まっているだ。 おやじの店で買う理由を提示してくれよ。
- いつまでもベテラン店主VS新人顧客だとおもっている。 悪いが、30年前とはこっちも財布の大きさが変わってるだよ。 人を見る目も肥えただよ。
- 店主が業界のスターだった頃のプライドだけが劣化せず輝いている。
- 顧客満足度という言葉も知らん。
- 極めつけは「買って」しか言わん。
お得意さんは早かれ遅かれ自然減するものです。 ビジネスを維持するには新規顧客を勧誘し、自然減を削減し、自然減を補填する新規顧客を誘致せねばなりません。 
残念ながら、それらができずに潰れていなくても「あの店は終いだね」という、昔世話になった店はかなりあります。
敬老会じゃないんだから。 年取ったとは言え、今の需要に沿ったマトモなサービス出しなさい。  こっちは現役だ。「マトモな仕事には金は払うよ。」 というのが今の消費者の行動原則なんだが。。。
シャッター通りだ、地域商店街の消滅だとか言うが、消滅させていくのは魅力のない商店街の運営側であって、eコマースや大規模小売店舗のせいではない。
単純に「学ばない、進化のない人たちに魅力がない」だけなんだ。
わからないなら、潰れて行くしか無いね。 
    

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