外食産業に携わっている者の常識の一つ。
イタリアンでまともなエスプレッソを出す店はない。
そもそもエスプレッソマシンを買ったらエスプレッソが作れると思っている段階で無理なのですが、イタ飯のシェフやオーナーは、そこいらへんがわかっておりません。
ネスプレッソマシンがなぜ欧州で爆発的に普及したのか? レストラン側がエスプレッソを作る大変さを知っていたから。 客がエスプレッソの良し悪しをわかっていたから変なものを出せないから。
ネスプレッソはそれをフルオートマチックで実現したから売れたわけです。
こちらB2B用のNespressoマシン
さて、本邦においてはまともなエスプレッソを出す店はほぼ無く。
200万とか300万の使えもしないマニュアルエスプレッソマシンを購入しても、使いこなせず汁粉のようなクレマのたたない風味のないエグいばかりのエスプレッソを出す店が大半。
なぜか? バリスタの給料は安くないから。 機械はあるけど操作できる人が雇えないし、雇っても客が味がわからん。
というわけで本邦のイタ飯のエスプレッソは多くの場合ダメダメ。というわけ。
ネスプレッソユーザーが語る「外食でコーヒーを飲まなくなった」という、人口比にしたら少ない数の違いの分るお客さんだけが味の善し悪しがわかるだけなら、小さいカップに渋くて濃いコーヒーを出していればいいのよ。 hi
さて、本邦においてエスプレッソの最大供給業者はスターバックスさんですが、こちらも全自動機です。
スイスのThermoplan社が作っております。
だから誰でも上手に作れます。 まぁ、あの豆の選択を良しとするかどうかは嗜好品ですのでねぇ。
あ、このクレマのないエスプレッソを出す足柄平野のイタ飯ですが、食べ物は美味しゅうございました。
ビールの継ぎ方 上手
前菜は箸で食べる形式ですが、PGJは携帯カトラリーを持っておりまして。hi
中世ヨーロッパか。
ピザはグルタミン不足。 もう少しトマトが増えると良かったかも。
それ以外はよろしかったです。 禁煙だしキャッシュレスだし。
コーヒーメーカーのBYOを受ける店ってないのかね?