日本の文科系の後進性

2005年3月28日 日本の文科系の後進性
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050328i104.htm
ま、読んで笑ってください。
さて、まっとうな先進国では、単一の学科や学部の人たちで行っている研究は絶滅危惧種です。
XYLが東京で仕事していたときも、医学部の脳神経系教室で教授は理学博士で医者でなく、XYLは難易度の高い培養の腕を買われたけどバイテク修士で医学部卒でなく、助教授は外国人の理学博士、博士課程の学生さんも医師免許もって居る人少数派、検出機器研究のために物理学の専門家も居た。 学生さんはそりゃ医学部の方が大多数だったようですが。
というように、複数の分野の専門家があつまってプロジェクトで行うのが現代の理科系研究の世界です。 いまだに、史学科考古学課だけでやっているからこんなことに数年気づかないのですねぇ。 これだから高松塚はカビだらけ。
クリーンルームの専門家たる食品加工技術者に言わせれば、高松塚の美しい壁画をカビだらけにしたのは、史学しかしらない先生方の不始末の当然の結果です。 ○○先生に失礼があったらいけないから と質問を控えたりするのが日本の「日本が研究対象の文科系」。 
おかげで贋旧石器時代遺跡もたくさん出来ました。 ある意味、外国と競争の無い分野の進歩は本当に遅れると言えるのかも知れません。

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