最先端野菜生産

NHKでLEDを使った屋内野菜工場をあつかった番組が昨日あった。
見ました? JST1930からだから、まっとうなサラリーマンには見れない時間帯の番組ではあります。
18時には自宅で余裕で晩御飯をいただいているオフシーズン私には、この番組は晩酌後のお休み前のお楽しみです。
ZLSTで2230からですから。
この番組の予告編を見て「ぜひ見ろ」と野菜を扱う系列会社にメールを送ってやりました。 (日本人妻と結婚している奴もいるからNHKは見れるはず。)
見終わって、
畑生産の1000倍の効率で生産する、新鮮で安定した品質の無農薬野菜。
まもなく日本の葉物野菜生産は、これに切り替わるでしょう。 
というのが私の感想。
私の同僚の工場オペレーションマネージャー(海外回って仕事してきたZL生まれ白人)も、「野菜生産は、これに変わるな、トラクター要らない、雨いらない、天気の心配要らない、歩留まり最高、ロスが無い。 運転コストはすぐ下がる。」
一方
「値段が高くて、そんな工場製の野菜なんて売れない」といきまいているのが、販売担当のKiwi。 日本では、安定性継続性を称して「品質」と呼びます。 つまり、工場生産野菜はまさに日本人の好みに合致しているのだが、ま、わからん奴には判らんようで。
というか、「無意味に何の根拠も無く楽観主義」なのがZLの、良い教育を受けていない人々の共通項ともいえます。 知識や理解力が無いからリスクも判らないように見えます。 ZLのゆとり教育がいつ始まったか知りません、日本では35歳以下はトホホらしいですが、仕事で付き合ってみるとZLでは40歳前後が分かれ目なのでしょう。 
ともあれ、5年後の日本の野菜市場がどうなっているか楽しみ。
ただし、あの野菜工場の致命的欠点は、肥料水が細菌汚染するとあっという間に全滅するということ。 鳥インフルエンザで全滅した鶏舎もありましたが、温室管理は微生物との戦い。
番組に出てきた工場は、まだまだ微生物制御が甘い。  微生物制御はね、素人さんには無理なのよ。 痛い授業料を払う野菜工場も出てくるでしょう。 フフフ。
配管清掃の勘所は こちら 

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