「昔、『これは素晴らしい』と思いながら買ったガラス器が、今よくよく見ると『なんで、こんなガラクタ買ってしまったのだろうと思う事がよくある』んだよね」とは、私の上司のガラス器に関するお言葉。
そうなんですよねぇ。 私も1980年代に初めてOZに長期出張したころに購入したガラス器がありますが、ま、率直に言って「思い出は100万ドルだけど工芸品としてはガラクタ」なものが多い。
日曜日にJA1の笠間へ陶器を見に行ってきました。茨城県の笠間はお稲荷さんと焼き物で有名な土地です。 その昔、日本で暮らしていたころにはPGJの予算の外で見もしなかった作品を見る機会を得ました。
笠間ならぬ、東京23区内で生産されているこの切子(江戸切子は着色しない説もあるが)。 お見事な精密なカットです。
これを見ると、今まで使っていた硝子のぐい飲みがガラクタに見える。
冒頭のわが上司曰く、「目が肥えて来て良し悪しがわかるようになるんだよね」。 まったくそのとおり。
高速道路が開通して都心からでも笠間まで2時間前後。 隣の益子と合わせて、焼き物や硝子物が好きな人には良い観光地です。 ついでに筑波山でUHFの移動運用をしても楽しいのでは?