動いたものを撃つ馬鹿ハンター

去年、千葉県の山の中で老婆が誤射されて亡くなりましたが、今度は鳩撃ちのおっさんが小学生に流れ弾を浴びせたとか。
だいたい鳩撃ち用の玉で150mも弾が流れるって、いったい何号散弾を使ったんでしょうね。 鴨用の4号5号辺りが残っていて、「たまたま鳩がいたから考え無しにぶっ放した」というのが真相のような気がするが?? 
何しろ、事故を起こすハンターに「動いたものがあったので撃った」と平気で言う愚か者が多すぎるのが、私のこの疑問の種になっています。 
散弾銃の弾は1個の薬莢の中に1つの鉛球が入っているクマいのしし用から、数百の砂のように細かい鉛粒が入っているスズメ用まで色々あります。
上手な人は、獲物を見つけてから最適な弾を装てんし照準し発射できます。 
その早業はお見事ですよ。
また、それができない人は獲物を決めずに出かける「ブラブラ猟」に出るなと言われたものです。
今日はコジュケイを撃つからコジュケイ用の弾しかもって行かない。 コジュケイ以外には発砲しない。 と決めていけば事故は起きないものだ。 と鉄砲屋の大旦那に習ったものです。
ハンターは減る一方で野生動物の数量管理はできず、残ったハンターも質が落ちる一方では、今に税金で雇用する狩猟官が必要になってしまうかもしれない日本であります。
やれやれ

Share from here.