PGJの一番のお気に入りの腕時計は、XYLが大学生だった我が家貧乏のどん底時代の結婚記念日にXYLが贈ってくれたシチズンのワールドタイムです。
10年前のモデルのこの時計には、電波時計機能もソーラーバッテリーも何もありません。 ただし世界の数十都市の時間を同時にデジタルとアナログで表示でき、さらにそれをワンタッチで入れ替えることが出来るという、当時としてはハイテク時計でした。
全チタンで大変軽量でもあります。
これを贈ってもらった後の、外資食品会社勤務、世界どさ周りの嵐の中で、着陸前に一発で時差を変換してくれるこの時計は、ありがたいものでした。
数年前にミルフォードサウンドでクルーズした際、ディナーで相席になったオーストラリア人に「良い時計だなぁ」と言われて、世間話の嵐になったのですが、彼曰く「腕時計なんてそんなスウィートな贈り物は貰ったことが無い。今年は家庭菜園用のミミズだ」と奥方を振りかえって言っていました。
ミミズのプレゼント。。。 国が違うと文化も違いますねぇ。
シチズンに4年ごとにオーバーホールに出しています。 この手のクォーツ時計の場合、「金に糸目はつけない」と言っても3万円もあれば超麗しい状態で帰ってきますよ。