フィンランドのアラビア

PGJの食卓で使われる食器のうち、洋食器はそろそろ30年になるノリタケのアイボリーチャイナ、ZLで買い集めたSM(スウェーデン)のボーダノーバ、そして写真の物がOZ(デンマーク)にいたときに使っていたOH(フィンランド)のメーカーのアラビアです。
90年代はじめころ、在外手当てが1日1万円つく美味しい出張でOZに9ヶ月いたときに、持ち慣れない(hi)小切手を握り締めて百貨店にXYLとドキドキで買い物に行って買ってきたお皿です。
若々しいデザインですね。 PGJとPGKには懐かしい思い出の食器です。 当時はエコノミークラスの身の上、貨物は20Kgまで。。
JAへ帰国の際、機内持ち込み荷物に押し込み、それでもスーツケースは18Kgオーバー。 PGJは当時は若くスマートだったからチェックインカウンターのおばさんに「後ろのジェントルマンはどう見ても100Kgだ。私は55Kgだ。しかるべき考慮がなされると私は大変嬉しいし、XYLに御土産が買って帰れるんだけど」と言ってみたら。「OK」と「This is a gift from SAS」と言ってまけてくれたと云う、おまけの曰く付きです。hi

アラビアもボーダノーバも日本では超マイナーで誰も使っていないところがいいのですが反面壊れたら買い足しもできないという頭の痛い問題も有ります。
まぁ30年前のノリタケも廃盤で補充は効きませんが。。。。
どれも高額品ではありません。 1枚100ドル1万円しないものばかりです。
若い頃から安月給なりに食器道楽はしていました。 1枚1万円を越える食器はさすがに40才近くになるまでは手が出せませんでしたが「ちょっと贅沢」は時々しておりました。
スーパーの安売り食器と景品の食器だけで暮らして居ると食生活は本当に貧相なものになります。 「ちょっと贅沢」でお気に入りの食器をそろえてみたらいかがでしょう? 食卓の風景がよくなりますよ。
PGJのおふくろ様も我が家の食卓を見た後、自分の食器棚を見て「あーこんな不統一なもらい物の食器はみんな捨ててやる!」
というわけで、ついでに捨てられた先祖伝来の江戸時代の食器は確保しましたhi

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