またまた加茂荘
えー、またまたJA2掛川市加茂荘。
「一歩たりとも歩きたくない」という老母と一緒だと見ることが出来ない庄屋様の御屋敷を見てきました。
加茂様はこの150年の間に2度の危機にあったそうです。
一度目は明治維新。 廃藩置県で掛川藩が潰れて莫大な貸し倒れが発生。
二度目は農地解放。 政府によって50町歩の田畑をいきなり小作にばら撒かれてしまった。(これが戦後60年、日本農業の非効率を生み出した原因であるのはご承知の通り)
危うく加茂家滅亡か、というところでしたが、明治から屋敷前の田を菖蒲園にしておいたおかげで、それを使って観光収入が取れるようになったと言う。。。
芸は身をたすく。
さすが安土桃山時代から続く庄屋様の御屋敷。 御見事です。 長押には槍鉄砲まで。
火鉢だって、脚付きですよ。
奥座敷で池を眺めながら御茶を頂き、通り抜ける風に当たって。
実に美味しい時間でありました。
XYLは、「また、お茶しに行こう」と言っております。
こちらで紹介している通り、菖蒲を見るには早すぎます。 しかし、庄屋様の屋敷の風情を楽しむには今頃が一番でしょうね。
ハイシーズンになるとこう云う三脚な人たちで溢れかえると思われますので。。。hi
このような御弁当も楽しめます。注文すると10分ほど待たされるので冷凍させておいた食材を注文を受けると加熱解凍調理しているのでしょう。 実に理にかなった合理的な方法ですね。 無駄が出ない。 田の神様山ノ神様にも高評価。 そして味も良し。
ツーリング、ドライブがてら如何?
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