幕内秀夫と云う人の「変な給食」と云う本です。
抱腹絶倒。 AMZONでぜひ買いましょう。
良くもまぁ、こんなに珍妙なメニューを探して歩いたものです。
JAの小学校のn数は約22,000校。 給食を作る施設の数は2,000?3,000?
x170食/年x調査数年分? ざっと100万種類のメニューか?
それだけメニューの分母が大きければ、こんな笑える本も書けます。
とは言うものの、こんなものを食べていたら美的センスも味のセンスもなくなりますな。
しかも、XYLの友人によれば、学校給食が子供の食生活の主たる供給源と云うトンデモナイ破綻家庭がどんどん増えているそうです。
どんなに美味しいものを作っても、餌を喰いなれた豚さんは人間用のお食事を評価できません。(だから自分の舌に自信の無い人向けにグルメ本やミシュランガイドが出るわけで)
かくしてまともな料理や加工食品に適正な値段が取れなくなると云う食品業界には頭の痛い未来図が見えてきます。
ちなみに、この筆者、米飯給食していれば全て解決と力説しているところは、さすがお米のなる木を知っている大学の卒業生です。
食の科学はそんなに単純じゃないのよ!
まぁ、某食品会社に居りました頃「1%とは何グラムですか?」と、学校給食センターの栄養士に聞かれたことは一度や二度ではないので、筆者の呆れ節も実に理解できますhi