よく考古学資料館や郷土資料館で古代集落の稲刈りの様子の絵やジオラマがあったりしますが、稲の丈がどれも今の水稲と同じ。 例えばこちら
下の写真は馬事公苑の隣、東京農業大学の博物館に展示してある稲。
右端が古代の黒米や赤米。
左に行くほど現代で、コシヒカリは左から3つ目か4つ目あたり。
つまり、古代の稲刈りは今でいうとトウモロコシ刈りと似たような風景だったのではないかと。
稲は腰をかがめて刈るもの とは限らないというわけで。
文系考古学者だけで現代の考古学はできないという一例でした。
背が高いとは知っていましたがここまで高いとはねぇ。 へー!でした。