学校給食への要望 続編 

学校教育を受けている子供たちの親の世代というものが如何におバカが多いのかという話題があります。 モンスターペアレントなどとも言われますが、そういうニュースや話題に触れるにつけ「こんな連中を支えるために納税しているわけじゃないぞ」と、つくづく思います。
某川崎市(JCC1802)、市長の人気取り政策でまたまた税金垂れ流し。 中学校に学校給食だと。
曰く
学校給食を活用した、さらなる食育の充実を図ります。
安全・安心な給食を提供します。
温かい給食を全校で提供します。

http://www.city.kawasaki.jp/880/cmsfiles/contents/0000053/53750/25.11.29kihonhousin.pdf
「食育の充実」って、それは学校の責任か? 家庭の仕事だろ。
「安全安心」は、今やただの符号でしかない(意味を持たないおまじない)が、大規模給食センターほどリスクの高い食品工業であるのは食いもの屋の常識。
「あたたかい給食」 弁当はそもそも冷たいものだし、そちらの方が安全。 暖かい弁当が好きなのは、常日頃コンビニ弁当をマイクロウェーブで温めて食べているからじゃないのか?
古来弁当は冷たいものであります。

讀賣新聞の記事を読むまでもなくリスク分散の考え方からすると、食品衛生科学からはるかに外れた栄養士や外食産業の人々に、こんな大規模給食製造ができると考える方が不思議。
(讀賣は少ないけど食品科学の記事が書ける記者がいるんだね。)
かの「すかいらーく」がセントラルキッチンで赤痢を出したのは記憶に新しいところ。
http://www.skylark.co.jp/company/news/pdf/2011/110901.pdf
あのスカイラークでさえ。である。 いわんや学校給食センターがをや。。
かててくわえて、
あの細長い市に中学給食センターを現有の小学校給食センターのほかに増設。
たった3か所。 あの渋滞の激しいエリアを調理後2時間以内にカバーできるとは思えない。
安心安全?調理後3-4時間後に食わせて?  川崎市は子供の数を減らしたいという意思があるようだ。 ホロコースト? hi
コスト面からしても
川崎市の資料によれば、給食センターの建築込で17年、実質運用15年で、国税からの補助(これも税金だが)を除いた総事業費は357億円。 年間給食日数と年間配食数31,000食の15年分で割ると1食440円。
さらに、給食代金を納めない人口が1割前後もこの国(JA)にはいるわけで、ほとんど踏み倒されることから、支払っている生徒一人当たりの市の支出はさらに1割アップ。 500円弱。
それなら、コンビニ弁当でもいいんじゃないの? 少なくとも食の多様性が出るが。 給食補助電子マネーでも配布したほうがはるかに安いけどね。 200円程度でも15年で163億円で、半額以下です。 おまけにこれは財政状況が変わったらすぐ止められる。
弁当くらい家庭で作りなさいよ。 CVSもあるんだし、給食センターは無駄。 というお話。

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