掃除しろよ

日本人はニュージーランド人に比べて直して長く使うということが苦手です。
家は建てたら建てっぱなしで傷むに任せるのが典型的ですね。
神社仏閣がそうですから、そういうもんなんでしょう。
一昨年引っ越してきた築30年の我が家もですね、そりゃもう。凄い有様。
よくこれで住んでいたなぁ! という惨状で、家中カビ臭い。
床下換気を付け、風水用の壁の穴を塞ぎ、防カビ剤を床下に噴霧し。
だいぶマシになってきました。 
エアコンを強化したり、二重窓にしたりで結露も激減し、なかなか文明的。
あとはまだ、壁を塗ったり、ガレージシャッターを変えたりしなきゃいかんのだが。。
滅多と使わないガスストーブ(いわゆるコンロ)の魚焼き器が壊れた。
メーカーの出張修理を呼ぶとすぐ来てくれて、「魚焼き器の中がボロボロですけど何しました?」
ワシ「買ったときからボロボロだけどいわゆる経年変化じゃないの?」
修理「苛性曹達かなぁ?」
どうやら、前のオーナーが手抜き掃除で苛性ソーダぶっかけてそのまま退去したらしい。
で、そこにたどり着くのには、ほぼ全バラシなのである。

出てくる出てくる吹きこぼしの痕跡が大量に! 吹きこぼれると自動で消えるストーブで何故こんなに? でありました。
修理「最近のは、汚れが回り込まないように仕切り板が中にもっとあるんですよ」
わし「へー!」
確かに前オーナーは掃除は苦手であった。 トイレの尿石とりや洗面所の水垢取りに往生したもんねぇ。 
    
こちらが新品の魚焼きユニット。 なんとセンサーが4つもついている、温度や立ち消え感知など見事なもんです。 これで1.5万円ちょいって安くない?
出張修理代こみで3.2万円でした。 
修理「次は新品買ってください」 10万で買えるしね。 そうしますよ。

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