この時期は、ひな人形展を博物館美術館でやりますが、足柄でも2箇所でやっております。
ひとつは南足柄市(JCC1118)の郷土資料館
http://www.city.minamiashigara.kanagawa.jp/kurashi/manabi/bunka/kyoudo/
この贅沢な雛飾りは太平洋戦争中の1943年製です。
庄屋さんとか、金があったよねぇ。 このあと農地解放でスッテンテンになるわけだが。
こちらは明治時代の親王飾り。
こちらは梨本宮家から松田家に贈られたという菊花入り冠の雛
地場産金太郎雛 飛んでます。
源氏飾り というそうな
源氏物語絵巻のように天井から覗くように見えるからだそうで。
以上は月末までやっています。
開成町(JCG11002B)の瀬戸屋敷。 残念ながら昨日まで。 でしたが。
https://setoyashiki.ashigarigo.com/
瀬戸様の雛飾り
姫様が手を出さないのが明治以前だそうで。
でも左右が昭和風だね。 明治は男女が左右反対。
伊勢物語のミニ本がついているところが御大尽。
吊し雛は関東周辺では静岡県地方が発祥で、足柄地方にも伊豆や駿東郡から伝わったように思います。
飾り方が粋だね
この「ものすごい」のが御殿飾りというそうで昭和中期まで東海地方で人気だったそうです。
この御殿、見事に分解できるのだそうで上記の源氏飾りとは又違う大道具付きのお雛様ですね。
とは言うものの、どちらも御大尽とは言え、中流のちょっと上の雛飾りですので、豪華絢爛という訳にはいきません。
豪華絢爛と言えば、尾張様のお雛様だよねぇ。
http://www.tokugawa-art-museum.jp/exhibits/planned/2018/0203/