政治家の仕事

西日本の洪水被害の皆様。 お見舞い申し上げます。
足柄地区も明日は我が身。
神奈川県は面積の1/3が丹沢山地でありまして、しかも風化花崗岩と富士山スコリアでできている実に保水性のない山々なので、降ったら即増水です。
酒匂川に至っては富士山宝永噴火以前から洪水ばかりの暴れ川でした。
この丹沢山地には大規模なダムが2つあります。 三保ダム宮ヶ瀬ダム。 事業主体は県と国と別れておりますが、これがどちらも計画されたのが津田県政時代(1967~1975)。
ダムの建設は集落が沈むので、どこでも反対運動がすごいもんですが、それらを解決してダムはできました。
この2つのダムのおかげで神奈川県では渇水期にも水不足になったことがありません。
大雨で大規模河川氾濫 というのも無くなりました。 
利根川水系の渇水や氾濫のニュースを聞くたびに神奈川県の土着民は「ああいう事にならんのは津田文吾のおかげ」と言っております。
政治家の仕事とは将来への投資計画を策定実施することなのよ。という典型例みたいな話です。

倉敷の水防工事は今年着工の予定だったそうで。 遅らせたのが、またまた「あの党」だったとしたら、あれ等に投票した人々は痛恨ですな。
ともあれ、三保ダムの酒匂川水系における影響量は全体の1/3らしいので、今回の西日本のような大雨が降ったら、洪水は免れないでしょう。
このように平野は水没します。
http://www.city.odawara.kanagawa.jp/global-image/units/344326/1-20180306163806.pdf

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