箱根ジオパーク


       
箱根町(JCC11003C)の大涌谷。 冬は我が家からも都心の職場からも噴煙噴気が良く見えます。
さて、その大涌谷は箱根の温泉供給量の1割を支える「箱根温泉供給株式会社」の温泉造成場でもありまして大涌谷にある箱根町立 箱根ジオミュージアムでは、温泉造成事業についての展示をしています。入場料100円なので、展示内容に全く期待せず、今まで覗いてみたことがありませんでした。
この週末にXYLと箱根町内ブラブラをしていて初めて覗いてみました。  展示はセコいがわかりやすい! 造成温泉の維持管理があんな大変な人力大作戦とは思いませんでしたし、温泉揚湯装置(おんせんようとうそうち)の仕組みがよく分かりました。
これは説明のしようがない。 「圧搾空気を井戸に圧入し、空気が温泉湯を巻き込んで吹き上げる」のですが、是非、見に行っていただきたい。
http://www.hakone-geomuseum.jp/
実動模型エアリフトポンプ



配管内に付着するミネラル(スケール) たったの数ヶ月でこうなるそうで。
(ちなみに兵庫の有馬温泉は数日でこうなるそうです)


この温泉造成事業を立ち上げたのは、あの会社設立マニア渋沢さんです。
http://www.hakoneonsen.com/history.html
大涌谷は活火山の噴火口ですので、そんな展示もあります。

大涌谷園地の駐車場は週末には2時間待ちとかが普通ですので、クルマで行く場合はロープウェイの早雲山駅や桃源台駅周辺の駐車場に駐めて大涌谷までロープウェイで行くのが良いでしょう。
早雲山から乗れば噴気孔の上を横断できます。

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