大菩薩嶺というと赤軍派を思い出すのはかなりの爺婆ですが(大菩薩峠事件)。 その西麓から柳沢峠を越えて都県境の丹波山村(JCG17002B)小菅村(17002A)方面へ抜けるのが大菩薩ライン国道411号線。 酷道です。
甲州街道からのアクセスはやまなしフルーツラインで風光明媚で快適な50km/h道路です。
これが大菩薩ラインに入ると。。 まぁ柳沢峠までは「金丸先生ありがとう(たぶん)」な良い道が続きます。 ところが柳沢峠を東へ越えるとまる「県境を越したのか?」のような酷い道になります。
グンニャは21世紀になっても大事にされてないのねぇ。 小山田一党が武田勝頼を裏切った因縁かねぇ。
この道を20分では無理です
さて、丹波山村中心部に近づいたところで左義長をしていました。 この狭い谷間の何箇所かでやっているのですが、そのひとつは山が迫って林に火が燃え移ってはいかんので。
消防団が水のカーテンを作っておりましてですね
すげー。
消防ホースを道路に横断させていて且つ車両の通行ができるようにする仕組みが必要なのですね。 何しろ山間部は多くの場合で迂回路はないので。 へー! です
かたや ほとんど火災旋風かというくらいの勢いで炊いているのもありまして。
この日は妙に暖かく上空が温まって大気の逆転現象が起きて何処のどんと焼きも谷を塞ぐように煙が溜まっていました。
茨城の日立鉱山で廃ガスが農業被害出したのもこれが原因。
丹波山村を過ぎたら小菅村です。
町村合併しなかったんですね。
地元民の買い物先としても機能しているので他府県産野菜があったりします。
首都圏ナンバーが何台も居ましたが、この時期に海抜700mまで登ってくるのに、いくらなんでも夏タイヤは不用心。
ここには日帰り温泉もございます。
今回のルート
松姫峠の村道は廃道になったのかな? 単に冬季閉鎖かな? オープンで行っても楽しいですよ。(落石注意)