電気屋さん初仕事

今日は家電量販店手配のエアコンの専用回線のブレーカーの取り付けがあまりに汚いので、それの交換と、感震ブレーカの設置です。

こちら外の電線管工事はきれいだったのだけどねぇ、なぜブレーカの取り付けがこうなの?

これで金を取るか。。。

大地震の際、電気器具など潰れてショートして火災になるとか、地震で停電して、その後復旧して送配電が再開してから倒れた電気製品やショートした配線から出火するとか、阪神淡路大地震の神戸の都市火災は電気復旧後の電気火災が大きな原因の一つと言われております。

当時は漏電遮断器の普及率も低く(今でも9割)、漏電火災も多かったでしょう。 ちなみにここまで漏電遮断器が普及している国は日本くらいなのですが、それは機器ごとのアースをほぼ取らないTT接地方式の配線だからなのです。 別の言い方をすると2線式クラス0配線。 先進国が3線式クラス1配線なのと対象的。 日本以外でこの配線と100Vをセットで使っているのは北朝鮮だけです。

さて、感震ブレーカ。
実に小さいシロモノです。 これでどうやって40A、60A、100Aとかを止めるのか? と思うでしょ。
これ考えた人エライ! 

感震ブレーカは大地震の揺れをキャッチするとタイマを起動させ3分後に主幹ブレーカのN線へ疑似漏電電流を流します。 これを感知して主幹ブレーカの漏電遮断器が落ちるという仕組み。
詳しくはこちら

PGJはパナソニックのスリムタイプを付けました。

これが初めての電気工事士免許取得後の作業。 さて、次は 築40年 一度も替えていない分岐ブレーカ20個を替える予定。 主幹ブレーカは触りたくないから近所の電気屋さんに頼むかねぇ。
その次は、外の防雨コンセントの取替えである。

Share from here.