文化財に泊まってきたよ(富士屋ホテル)

箱根宮ノ下の富士屋ホテルにわうさまと3人で泊まりに行きました。 箱根近辺に住みだした最初は2007年の三島市(JCC1806)ですが、その頃から「裏山の佳い宿に泊まる」を時々していました。COVID19以来やっていませんでしたが、先週ひさしぶりに。

2020年の解体修理完了後の立入検査でXYLが「あそこはどこもきれいに直した。 一見の価値がある。」と言うので 今年の春先にランチで行きました。 

ランチのときの雰囲気が良かったので(妻は立ち居振る舞いが可憐な若い女の人を見るのが好き)、では今度は宿泊してみようと。 春先に予約したため部屋は結構選択肢がありました。 

泊まった部屋はXYLが「富士屋さんなら 新築の団体用の方は他の宿と同じなので旧館がおすすめよ」というので、考えなしにホテルの予約サイトで内装のすごそうな部屋を予約しました。 この部屋が実はすごかった。。。

本館から西洋館の廊下を延々歩いて

正面が352号室

御殿風の折上格天井。 我が家も格天井ですが、折上格天井とは物凄い。 

欄間装飾に当たる壁面装飾も松に鶴や菊などおめでたい彫刻がずらっと。 

鍵までこの有り様。

352号室 一番いい部屋だそうです。 知らずに取った^^;

なんとまぁ。 この部屋には昭和天皇やSM(スウェーデン王国)のグスタフ国王(今の)も泊まられたそうです。

わうさまも グスタフ国王に次ぐ王族の宿泊として記録に残ると良いですね。 

行灯が妙にデカい。

ソファは我が家の今と同じくらい座り心地が佳いのでXYLは「これは快適だ!」 

残念ながら部屋のコーヒーメーカーは良いものがないのですが、いつも通りネスプレッソマシンを持ってきたので無問題。

富士屋ホテルは敷地内に温泉源泉井戸を3つ持っていますが、その湯量を使って「源泉100%でお楽しみください」な部屋の浴槽があります。 ただし「給湯温度が60℃ですので、源泉だけで湯を溜めて、1時間以上冷ましてから入ると適温です。」だそうな。 この日は気温が高かったのもあり2時間しても熱いくらいでした。 

この部屋の最大のごちそうは2方向の窓から見える風景です。 早川対岸の山と本館の風景。

立派な瓦屋根。

新館の大浴場に行くと、その瓦屋根を上から拝めます。

あちこちにある鬼瓦や、屋根施工の様子を楽しむために双眼鏡を持っていくのがおすすめ。 

夜景はこんな感じ。 

中央一番上の部屋(菊)に泊まりました

朝焼けはこんな感じ。

晩御飯は前回のランチ同様ザ・フジヤ。

お食事の記事は次回

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