掛川

 

「功名が辻」で有名になった掛川に先日行きました。
資料史料をひっくり返して再現したという天守はご立派です。
乾燥不十分で材木を使ったのかヒビ入りまくりで、もう補強が入っているところが「あぁぁ」です。 免震構造にしてあるんだろうな?
天守の下には御殿の一部が残っていまして、地方の城の意外なほどの所帯の小ささには驚かされます。
下の写真は天守の最上層から見下ろした御殿の様子です。
ここに表玄関、表座敷、中奥、目付け部屋、大目付部屋、徒目付部屋が入っているのですから、他のすでに破却されてしまった部分を入れてもそんなに大きな所帯であったとは思えません。 侍時代の行政の規模の少なさが想像されます。
 
ZLに引越す前は、よく周辺をツーリングしていたものです。 大井川以東は私はYSR80で、XYLはXLR80で行くことが多かったですね。 
なにしろ二人とも小排気量が好きなものでね。 こちらそんな頃の写真。ウン十年前。
さて掛川観光は千葉県佐原のオールドタウンとは段違いの発展途上です。
なにしろ城「しか」ないのが痛い。
食事や土産に期待を持たせてくれるところが見当たらない。 
サービスも味も洗練されていない食べ物屋や、あちこちに目に付くお役所OBの人々の役所じみた雰囲気は、観光気分を大いに盛り下げてくれますhi。 
「今後に期待」ですかねぇ。
静岡県は歴史遺物が多い割りにそれらが拡散しています。 ZLの環境省や観光局はテーマごとにドライブプランを作って観光客に提案していますが、静岡県もそういうのが必要ではないでしょうかね。

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