今日、昼の暇ネタTV番組を見ていましたら、鳥取県が日本のトマトケチャップ消費額トップだとのこと。 なんでも余剰規格外れのトマトをトマトケチャップにしたとかで。
で、農家のおばちゃんたちが100リッターほどの小さな鍋でトマトを煮詰めてケチャップを作っておりました。
悪いが。。。 旨くないだろうね。
あんな高温(100℃)で煮詰めたら風味がぶっ飛んでしまう。
工業的にトマトケチャップの原料であるトマトペーストを作るときは、減圧タンクにトマトジュースをいれ、60℃や80℃の低い温度で沸騰させて濃縮する方法をとります。
こんな感じの設備
こうすると、短い時間で風味や色を損なわず良質のペーストが出来ます。
なんでも「手作りはいい」という大きな勘違いがありますが、あれで旨いわけがない。
旨く感じるのは「気のせい」です。
本人が旨いと思って買えばそれで良いんだけどさ。 でもねぇ。