食品工場でありがちな話

アマチュア無線家にとって高周波アースをどう取るかは頭痛の種。 それから考えれば低周波アースや直流アースなど児戯に等しいちょろい話なんですが
食品加工機械は濡れた環境で使うので感電事故防止に機械にアース線がついています。
これが結構使われていない。
こちらとある工場のミキサーのアース線。
機械には3ピンのアース線ピン付きプラグがついているのですが、建物のコンセントのソケットが2ピンなんでしょう(工場設計に素人の建築家なんでしょうな)、変換アダプターがついています。 そしてそのアース線の金具は使った形跡がありません。 使えば変形するし傷も付く。
感電事故で従業員死んでも良いや と云うことですな。
必ずアース線を接続しろと書いてありますが。。。


こちらは食品加工場の手洗い設備。 石鹸液タンク満タン。 SUSの壁に水しぶきの跡なし。周りにハンドタオル無し。 と云うことで、多分使っていない。
使っていない配水管には死に水配管がありまして。。。。

一見素人目に綺麗な加工場ですが、まぁ駄目駄目ですな。
ちなみに実際の手洗いは鍋への給水水栓でしてましたよ。
あーところで皆さん。 電子レンジなどのアースはちゃんと取ってますか? 死んでも知らんよ。  

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