おおあたりー

おおあたりー といえば「話の種」に食あたり物語を書きましたが。
日本に帰ってきて魚介類に魔スるとは。。。
吐くは下すはで、夫婦でゲロゲロピーピーになってしまいました。
医師の見立ては「感染性腸炎」
どうやら日本の某地方の牡蠣が原因らしい。
調べてみると最近の日本では山ほど報告されているようです。
大昔、学生時代に食品衛生学の講義で、「地元の保健所は漁協の言うなりで中毒が出るまで貝毒注意報ださないからなぁ。 うちの学生にはその前に学内注意報を出しているんだ」なんて言う話を聞いたことがある。
そして、その後の経験則から、「国産のまともな会社の工業製品ではない食品は怪しい」とは思っていたけれど。 まさか2粒の牡蠣でいきなり来るとはなぁhi
ZLでは生魚を食べる習慣がないから食品の微生物の規格がやかましい。
日本は刺身文化があるので、どうしても微生物規格は甘くなる。 さもないと売る刺身がなくなってしまうから。
ZLだと、ちょっとあやしい微生物が海域から検出されると、漁獲禁止から始まって遊泳禁止にまでなる。 あの規格をJAで運用したら、日本では漁業できる海域はなくなったりして。。。
やはり牡蠣は清浄な海で育っているZL産が一番だねぇ。 あれだけ食べても当たった例がない。
ほぼ同じ大きさの国で、かたや400万人、かたやその30倍の人口分の排水を投げ込んでいる海で採れるものの、どちらが麗しいか?
言わずもがなだーね。
しかし、およそ海産物に限らず、一般的な日本の消費者は国産品が大好きだ。 昨今の不動産がらみ、証券がらみのどたばたを見るまでもなく、日本人は法律に正直に生産を行い、正しく記録に残すということが大変苦手な国民だと思う。
多くの国民は、あれを一部の犯罪者の姿と思っているけれど、あれは典型的日本人の姿と思える。
北朝鮮産の国産シジミ、南米産のNZかぼちゃ、新潟県産でない八海山。
日本の食品は、少なくない部分が
 実務経験のない保健所職員。
 グレーゾーンの中で生きている食品メーカー。 
 ときどき
 有機でもなんでもない有機野菜(有機野菜は食いたくは無いけどね)
で成り立っている。
輸入の際に検疫をしている輸入食材のほうが、まだ安全だろう。
中国野菜や一部のアメリカの骨付き牛でガタガタ言っていれば、国産がいかにも安全なように見えるだけ。
謂わば宗教のようなもんだ。  
「地産地消」結構。 でも、野菜に関して言えば、堆肥を適量使って化学肥料と農薬で植物的な健康状態に育った野菜を、摘んだそばから食べるのが一番おいしいのさ。 (かぼちゃ、バナナ、キーウィーフルーツなどの例外は在るが)
ま、そんなことを考えながら、やせる思いの数日間でありました。 ゴロゴロ[[pict:nose4]]

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