伊豆のお食事事情

「伊豆半島でお食事[[pict:fork]]」というお題は結構な難題です。
別荘地などもありまして、「お金持ち」需要があるから結構良い店があるはず。 と普通思い勝ちですが、別荘住まいの皆様は食材を東京から持ち込んで自炊してしまうので、外食に出ない。
つまり、伊豆には別荘に縁の無い我々のような中流以下の人々向けの外食が豊富である一方、「ちょっと贅沢」な食事が枯渇しているのです。
反面、くるくる寿司やラーメン餃子など20代貧乏世代向けの食事はウジャウジャあります。 XYLとYSR80で伊豆を彷徨していたころは、もっと貧乏な7-11のお弁当でしたhi。 ま、おいといて。
15年ほど前の私たちには、めったと無い贅沢だったおしゃれなお弁当を出す店が当時ありまして、その店が残っているというので食事に出かけました。 
うーむ。 サービスも味も盛り付けも思い描いていた物とは大違いに低い。
こちらの要求水準が上がったのか、あちら様が凋落したのか?
海の幸が豊富な伊豆ですが、豊富な食材をテンコ盛りで出されて「美味しいけれど食べきれない」うんざり感を味あわされるお店や宿が少なくありません。 XYLとPGJはこれを魚の強飯式と呼んでいますhi。
とりあえず、箱根外輪山内側にはソコソコ外さない店が洋食でならありますが、伊豆半島では途方にくれます。 清潔で、適切な接客で、量が田舎じみたテンコ盛りでなく、しつけのされていない猿な子供が来ない、禁煙の店をご存知の皆様。 ご教授ください。
「それなら高級旅館に泊まれ」と思う人も居るでしょうが、それらの宿が地元紙にだしている「仲居さん募集時給1,100円」を見れば、およそ察しがつくでしょう。
実際、伊豆にある3人1泊でそこそこの性能のノートPCが買える値段の宿で「あきれ返りモード」がすでに2軒。 
「じゃらん」などの利用者投稿サイトのクチコミは、普通に帝国ホテルを使っている人の投稿なのか、普通が駅前カプセルの人の投稿なのか見当もつかないので、信用なら無いのはご存知のとおりです。 ミシュラン伊豆版が待たれます。
ちなみに、ドイツではミシュラン1つ星クラスの安宿でも快適清潔美味しいを得ることが出来ましたがねぇ。