小手先勝負の日本製?

日本へ引っ越してきてもうすぐ2年。
つくづく感じるのは日本の市場で売られている白物家電の基本性能の悪さです。
今日も電子レンジが壊れた。 この2年でシャープ三洋とこれで2台目。 
XYLが料理の虫で一般家庭よりは稼働率が高いとはいえ、あまりにもろい。
各種センサーがたくさんついた多機能機でお値段もいずれも10万円を軽く越えるものが毎年壊れるのではたまらない。
しかし、こんな多機能がこの値段で造れるわけがないという意見もある。
耐久性を犠牲にして無理やり生産しているのかもね。 どうせ一般市民がそこまで使い込むことは購入者人口の0.1%も無いだろうから。 
コンビニエンスストア仕様の単機能電子レンジが20万円することを考えれば、耐久性の高いものはそれぐらいの値段をださなくては駄目ということなのですね。
ボッシュやAEGのコンベクションオーブンや電子レンジは大きくて単機能。 ただし大きさのおかげで、日本製のセンサー一杯な小型多機能よりも美味しく物ができると言うところはA3トヨタブレイドの違いと似ているかもしれませんね。
これは洗濯機も同様で、ボッシュのドラム式洗濯機+乾燥機合わせて1000ドル!のほうが、馬鹿高い斜めドラムよりきれいに落ちて、皺無く乾くという。。。
その昔、日本製のオートバイのフレーム設計が滅茶苦茶でパワーはあるけど曲がらない止まらないといわれたころ、ドカティーがパワーは無いのにアレだけもてはやされたのも基本設計の高さなんでしょうね。 へんなデバイスは無いけど基本がすごいと言う。
というわけで、日本製の白物家電にはうんざりしました。 
じゃボッシュのオーブンを買うか? アホ臭い、、、アメリカで700ドルの物に輸入家電店で20万円の値札をつけているのを見ると、これまた馬鹿臭い。。。。
悩ましいですなぁ。